KADOKAWA Group

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死の序列

死の序列

死の序列

作家
キャスリーン レイクス
Kathleen Reichs
山本やよい
出版社
KADOKAWA
発売日
2000-05-01
ISBN
9784047913486
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死の序列 / 感想・レビュー

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シーラ

テンペが相変わらず鬱陶しいが、その意地っ張りさが可愛いのかライアン?惨殺死体がザクザク出てくる陰鬱な話です。聖女候補の遺体の発掘、焼け跡に残された複数の遺体、果てはバケーションに訪れた島での遺体発見と、あまりにも何もかもが繋がるのはちょっとやり過ぎ感。最後は女主人公の身内が巻き込まれ、危機に陥るのも定型だよね...。科学的に、遺体から彼(女)が誰なのか、彼(女)に何が起きたのかを解き明かす過程を楽しむ私としては、遺体に群がる虫達の種類や状態で死後経過がわかるくだりが一番面白かった☆

2017/07/30

ocean

カナダ、ケベックとアメリカ、ノースカロライナで法人類学者として米加両警察に協力しているアメリカ人大学教授の中年女性テンペが主人公のミステリー。とても面白いです。酷寒のケベックから物語が始る本作、物語は全体的に酷寒のカナダの陰鬱なトーンに包まれています。次々に出て来る惨い死体、忍び寄る正体不明の脅威・・・。骨や死体に関する蘊蓄の密度が濃く興味深いです。そして主人公テンペの、学者としての叡智は当然のこととして、それ以上に時にヒステリックにもなるおばさんパワーや散りばめられた皮肉とユーモアに好感を覚えます。

2014/10/21

tai65

星3・5

2013/08/30

青猫ちびすけ

法人類学者テンペシリーズ第2弾。今回はカルト集団が引き起こした連続殺人事件の話。骨や遺体などの描写が多く、食事時には読めなかったため時間がかかったが、骨に関する専門的知識は興味深かった。まだ作中ではミレニアムも来ておらず、日本での初版が2000年。作中の人物がポケベルやフロッピーを活用しているのが、とても昔の出来事に思えた。

2012/03/18

いおり

★★★☆☆

2010/05/05

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