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tom
東江翻訳のベスト本の中の一冊。この本を挙げたサイトには、「絵と言葉が、チェロの調べのように、深く、懐かしく、心の奥底を揺さぶる」という訳者あとがきの名文に付け加える言葉なし、というコメント。東江さんの翻訳は、本当に上質。作者の書こうとするものを、どういう文体で翻訳したら現すことができるのかを追求した人と思える。この本自体が名著かどうかは、よく分からないけれど、作者の想いは伝わるし、文体の心地よさ、特に最後の頁の文章、なんともよろしかったのです。
2019/06/16
慧
★★1/2
2000/12/26
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