天使と悪魔(上)
天使と悪魔(上) / 感想・レビュー
サム・ミイラ
映画は何度か観た。非常に面白く知的好奇心に満たされる作品。宗教と科学の対立を軸に展開する傑作。原作はかなり違うと聞き読んでみた。大きく異なる部分はまずラングドンに依頼したのがヴァチカンではなく、威力で核を遥かに上回る「反物質」を生成したセルン研究所の所長だった点。次に殺害されたのが今回のヒロイン、科学者ヴェトラの父親だった点。ここは感情移入しやすい原作のままでいってほしかった。そしてスイス衛兵隊隊長の設定。この部分は後に重要になる。上巻は四人の枢機卿誘拐と反物質テロが判明する所までで下巻へ続く。
2016/11/10
佳乃
科学と宗教(ヴァチカン)の対立が古から現代へ。ラングドン教授がどうしてもトム・ハンクスになってしまうが、文章と映像が私の頭でリンクしていい感じです。こうやって、科学や宗教が面白く複雑に絡み合っているとは。「天使と悪魔」何が天使で何が悪魔か、先を読めばわかるかな?さて、下巻へ。
2016/10/18
ぶんこ
物理学者には、普通の人とは桁外れの倫理観、想像力が必要だと実感します。 ヴィットリアさんには、想像力がかけているのではと恐ろしいです。 何かあると、後先考えずに飛び出して行く度に、ため息が出ました。 ラングドンさんはといえば、その度に反応が鈍いし、ハラハラドキドキが収まりません。 凄い作家さんだと感服。 下巻も、心休まらずに読み続けなくてはならないのでしょう。 心して下巻にいきます。
2014/06/04
Nat
図書館本。イタリア旅行に一緒に行った友達に勧められたので、読んでみました。サンタ・マリア・デル・ポポロ教会のキージ礼拝堂がポイントなのですが、カラヴァッジョの絵は覚えているけど、よくわかっていませんでした。教会は、たくさんの礼拝堂に分かれていてそれを理解するのが難しいです。上巻は、あれやあれよという間にやられっぱなしという感じで終了。下巻で挽回できるのでしょうか?タイムリミットはあと4時間ほど。ハラハラしつつ下巻へ。
2023/08/21
おりん
面白い。今まで読んだ同著者の本と比べるとストーリー展開のスピードが落ち着いてる。あくまで比べればの話であって普通に早いとは思うが。反物質について知りたくなってきた。近々調べられたらと思う。あと、上巻の最後はおどろおどろしくて猟奇的で中々好みです。忘れない内に下巻を読み切りたい。
2018/07/08
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