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ダ・ヴィンチ・コード 下

ダ・ヴィンチ・コード 下

ダ・ヴィンチ・コード 下

作家
ダン・ブラウン
越前敏弥
出版社
角川書店
発売日
2004-05-31
ISBN
9784047914759
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ダ・ヴィンチ・コード 下 / 感想・レビュー

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サム・ミイラ

シリーズの中でこの作品が他と大きく違うところ。それはラストにえも云われぬ感動が待つ点。西洋と東洋の枠組みを越え信仰に根ざす古代からの伝承とその陰に隠された真実が、聖書とそれに連なる文献と芸術を通して語られる。悠久の中で人間が辿ってきた道が見える。どこまでが本当なのかは私には分からない。だが筆者が伝えたい事は確実に読む者に届くだろう。膨大な情報を網羅しながら極上のミステリーを配す事で資料にならず多くの人々が楽しめる「小説」に仕上げた手腕に舌を巻く。これほどときめく物語を読めて只々幸せな時間だった。

2016/12/13

優希

上巻で散りばめられた謎が集約していくのが気持ちよかったです。薀蓄やキリスト教伝説がかなり盛り込まれてる中で明かされていく真実。聖書、それに準ずる文献、絵画を通じて語られる事柄が美しいミステリーのガジェットになっていると思いました。キリスト教を知っているだけに、この本でのキリスト教の扱いはやはり違和感を感じますが、歴史としてのキリストを描き出そうとしたと考えれば何とか納得がいきます。宗教の点だけを除けば極上のエンタメと言えますね。

2017/01/30

mariya926

ダン・ブラウンさんの本は本当に神様に対する信仰をなくさせる内容です。以前読んだ時もそう感じましたが、今回もそう感じました。「聖書はあなたに知恵を与えてキリスト・イエスに対する信仰による救いを受けさせることができるのです」 「聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です」。カトリック教会に対する批判はその通りだと思いますが(カトリックの信徒の方はどんな気持ちで読むのか心配ですが)ダ・ビンチに傾斜し過ぎていて、聖書はとてもこき下ろしていたのが気になりました。

2020/02/29

オフィーリア

世界的に大ヒットし、世界中似陰謀論の渦を巻き起こした色々とセンセーショナルな作品。その内容の真偽はさておき、一エンターテインメントとしてこれほど面白い作品もないでしょう。『最後の晩餐に秘められたサイン』『中世より現存する秘密結社』『聖杯伝説の真相』もう取り扱う謎のスケールが違います。読み物としても宗教に関する考察が盛り沢山ながらもテンポよく読み易いのも好印象。冒頭でこれは事実です(バァ~ン!)とぶち上げたのは確かに物議を醸しそうですが、キリスト教と特に縁もゆかりも無い自分には気軽に楽しめました。

2023/10/25

Masako Karasawa

面白かった<(*´Д`*)>゙知り合いが何回か読まないとわかんなぃょ??って言ってたから難しぃんだと思ってなかなか手が出せずにいたんだけど、読んでみたらむっちゃ面白くって止まらなかった( *´艸`)

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