アフガンの男 下
アフガンの男 下 / 感想・レビュー
橋川桂
下巻も後半になって、ぐっと緊迫感増してくるのだけど、同じ作者の「悪魔の選択」や、題材に被るところのあるカッスラーの「マンハッタンを死守せよ」を読んでいると、一段落ちる、くらいになっちゃうか。私の方に、イスラム関連や中東の地名なんかの予備知識がなくて、楽しむための素養が不足というのもあるのだろう。
2018/11/29
Richard Thornburg
感想:★★ 結局下巻に入っても巻き返しならずでした・・・ 主人公の行動の結果云々よりも、テロリスト側の行動による結果である部分が大きく作用してしまって主人公の存在が翳んでおり、読んでいても蚊帳の外に置かれたようで面白みはなく、エンタメ性を求めて読むと疲れるだけでした。 過激派ムスリムたちの描写は文句ないのですが、とにかく風呂敷を拡げるだけ拡げて、収集つかなくなった感じは否めませんね。 これだけ詳細に書き込むのであれば、トム・クランシーのような長編でなければ難しいでしょう。 ちょっと残念でした。
2015/03/19
gokuri
テロに加わる者の描写は生々しいが、操る側の理論はよくわからない。防御する側の苦労はもっと地道で大変なものだ。船舶とその航行に関する描写が多く、読むのに大変苦労したが、なんとなく読了感がすっきりとしないのは、もう少し驚くような結末を期待していたからかもしれない。
2016/08/12
tai65
星5つ
2020/07/21
Cinejazz
9.11世界貿易センタービルの崩壊は、民間旅客機ハイジャックによるテロリストたちの空からの攻撃だった。本作は、オサマ・ビン・ラディン(存命中)の次なる大規模国際テロを未然に防ぐための対諜報作戦が展開される。クライマックスで明かされるテロ集団の犯行手口は、起こり得る可能性が大きいだけに恐怖感さえ覚える、そんな作品だった。
2019/05/13
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