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アメリカン・ゴッズ 上

アメリカン・ゴッズ 上

アメリカン・ゴッズ 上

作家
ニール・ゲイマン
金原瑞人
野沢佳織
出版社
KADOKAWA
発売日
2009-03-01
ISBN
9784047916081
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アメリカン・ゴッズ 上 / 感想・レビュー

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ケイ

三年の刑期を終える寸前のシャドウは予定より2日早く出所できた。妻のお葬式に間に合うように刑務所かとりなしてくれたのた。そのシャドウに次々と起こる不思議なこと。神出鬼没に見えてシャドウの助けが必要なウェンズディ。防臭剤のような臭いを発して訪ねてくるローラ。夢でする奇妙な体験。シャドウの気持ちの気持ちの問題か、彼の経歴が引き起こす出来事なのかと思ったが、これは超自然的な物を描く物語なのだと上巻終盤でようやく気付いた。なら、シャドウは、いったい何に呼ばれているのだろう。

2017/04/19

まふ

とんでもなく面白い小説だ。3年間の刑期を終えたシャドウが出所すると妻のローラが交通事故で死んでしまった。謎の男ウェンズデイの依頼で一緒に仕事を開始するが、その仕事はつかみどころがない。ウェンズデイによるとアメリカはコロンブス以前に様々な先行者によって発見され、その時一緒に来た世界中の神々はアメリカの新しい神々(クレジットカード神、インターネット神、等々)によって虐げられてきたという…。死んだ妻ローラが現れるし、何とも意表を突く発想で、一体これからどうなるのか、ワクワクしながら下巻へ。G465/1000。

2024/03/16

藤月はな(灯れ松明の火)

『HANNIBAL』を手掛けたブライアン・フラー氏がこの作品をドラマ化した(しかもドラマ自体、現在のアメリカ自体を風刺しているような内容)というので興味を持ち、読む。プロテスタント一神教のイメージで勘違いしていたが、アメリカは移民国家で他宗教が共存している。そして海を渡り、陸地を歩んでアメリカにきたのは神々も同じくだ。しかし、古き神々は零泊し、イカサマと嘘で稼ぎ、春をひさぎ、畜生になって食い扶持を得ている。神々の戦争は何を齎すのか?「ウェンズデーと呼んでくれ。ま、容貌的にはサーズデイだがな」には、ニヤリ。

2017/06/23

NAO

刑務所から出所したシャドウは、ウェンズディと名乗る謎の男のもとで働くことに。ウェンズディと契約したことで、シャドウが入り込んだのは、何とも奇妙な世界。ウェンズディが集めようとしているのは、何者なのか。シャドウを追ってくるのは?生き返りを望む妻につきまとわれるシャドウは、死者の世界と密接に繋がる現代のオルフェウスなのだろうか。

2019/11/03

榊原 香織

上下巻の上。 アメリカンコミック的、それもややダークな。北欧の古き神々らしき怪しい男たち。 アメリカにもカイロ(発音は違う)があるんだと、他の本にも出てきたような。 下巻はどう展開するのか。 映画になりそな感じ(グロイシーンはカットで)

2024/04/23

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