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こたつ (角川文庫 は 36-2)

こたつ (角川文庫 は 36-2)

こたつ (角川文庫 は 36-2)

作家
原宏一
出版社
角川グループパブリッシング
発売日
2008-12-25
ISBN
9784048380027
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こたつ (角川文庫 は 36-2) / 感想・レビュー

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sin

「おこたいただき申した」(w)。おこた道、その奇天烈な内容は「真面目かっ」と、突っ込みを入れたくなるような綿密な考察によって組み上げられていく、ありえない…は次第に感じられなくなってくのがこの作者の特徴でもあるがこの作品でもイフの世界を見事に描き出している(w)。結末もよかったしね

2014/06/19

Walhalla

こたつの道を極めるというお話です。室町時代から続くと言う『こたつ道総本家』なるものが登場しますが、これほどくだらない話を真面目に描くのが、いかにも原宏一さんの作品っぽくて良いですね。こたつには様々なお作法があるようなのですが、そのネーミングがいちいち面白いです。 奥が深いなぁ、などと感心したりはしませんが、冬場のぬくぬくのこたつよろしく、原宏一ワールドから抜け出せそうにありません。

2020/01/29

茶道花道にこたつ道。こたつの極意を学ぶ。この間の冬に読もうと思って忘れていたら、もうこたつが恋しくなる季節に、、。実家で暮らしていた時は、毎年この時期になるとこたつを出したくない派(母)と出したい派(その他)で議論を交わしていたなあ。まぎれもなく人をだめにする家電の頂に立つ者。冬の間、こたつで迎える朝の数はつゆ知れず。こたつの良くないところは「まあいいかあ。」の範疇を限りなく拡張するところです。だけどエアコンよりヒーターより幸せになれるのです。こたつ道なるものがあるのなら、是非門を叩かせていただきます。

2018/11/04

nyanco

表紙は着物を抱える全裸の男。入浴前の姿ではなく、こたつ道の所作『序寒』こたつの温味を堪能する重要な作法で、こたつをとりおこなう座敷の前廊下において着衣を脱ぎ去り暫しそこに佇むことで「世の寒」を心身もろとも受け止める所作のこと。そもそも『こたつ道』とは茶道や華道とならぶ由緒ある芸事のひとつ、ってまたまた今回も原さんのぶっ飛んだアイデア。こたつの所作に始まり、カルト集団・魔こたつ、『週刊こたつライフ』の記事見出し…とそのディティールの細かさに思わずWikiで『こたつ道』を調べたくなるはず!抱腹絶倒間違いなし。

2009/11/30

あー

こたつ道の歴史的な側面の所はついつい読み飛ばしたけど、なんじゃそりゃ〰️と思うことが多かった。ちなみに我が家にはこたつをおきません。これ以上だらしなくなったら大変だから(笑)

2021/10/26

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