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フール・フォー・ザ・シティ

フール・フォー・ザ・シティ

フール・フォー・ザ・シティ

作家
永野護
出版社
KADOKAWA
発売日
1987-10-01
ISBN
9784048520799
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フール・フォー・ザ・シティ / 感想・レビュー

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拓也 ◆mOrYeBoQbw

ディストピアSF。ポストヒューマンSF。ロックンロール。現在になって振り返れば自分のディストピア体験は手塚SF&藤子SFそしてこのエルガイムやF.S.S.で有名な永野護氏の、処女コミック作にあたるこの作品だったと思います。人工知能「ドウター」とその申し子「マシンチャイルド」に政治も文化も支配された近未来で、禁止されたロック音楽を復活させようとする物語。何故若さやカウンターカルチャーが抑圧された世界で輝くのか?私には初読の少年期も今も”脆さ””儚さ”と感じましたが、他の読者さんはどうなのでしょうか~?

2016/09/26

jansato

一番の突っ込みどころは、「ロックは200年経っても色あせない」と作中で言っておきながら、巻末に収録された、永野護が手がけた歌詞の壊滅的なダサさ。200年どころか数年で古びてるじゃねーか。

2011/02/21

明智紫苑

FSS13巻発売前の予習と復習として再読。ロックミュージックをテーマにした未来SFなのだが、「歌謡曲」という言葉を否定的な意味合いで使っているのが気に入らない。しかし、当時の永野さんの若い才気が感じられる力作だ。

2015/06/06

土星の猫

最近のアニメ「AKB0048」の芸能活動が弾圧されているという世界設定が斬新だという意見をよく聞くが、そんなのは既に永野護が30年ほど前にやってるよ。 残念だったな。 話の本筋とはほぼ無関係に、巻頭カラーページで作者の私物ギターを延々と紹介しているのがアホで好きです。

2012/06/24

hiro6636

ロックバンドがロックだった時代のSFという感じ。

2023/03/22

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