KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ロストハウス (YOUNG ROSE COMICS DELUXE)

ロストハウス (YOUNG ROSE COMICS DELUXE)

ロストハウス (YOUNG ROSE COMICS DELUXE)

作家
大島弓子
出版社
KADOKAWA
発売日
1995-05-01
ISBN
9784048525725
amazonで購入する

ロストハウス (YOUNG ROSE COMICS DELUXE) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

おおた

初版! 「あまちゃん」辺りの面子でこの頃の大島先生をドラマ化してほしいなと思う。個人的には中期の内の後期という位置づけ(後期は『グー猫』から始まる)で、この頃が一番好き。サバがいたころの孤独感と親愛感というのは、大島先生の最もすばらしい時期だと思います。クレイジーガーデンのような社会的に禁じられた戀愛について、「恋はニュートンの林檎」から更に進めてきた印象。『ハイペリオン』を読んだ後だから、「8月に生まれる子供」は感慨深い。

2016/06/08

小鈴

大島弓子の作品でどれか1冊を選べと言われたら私はこれを選びます。短編作が4作品収められていますが、表題作のロストハウスがとても好きです。角川書店のワイド版を持っています。「世界が開かれる」物語が好きなですよね。さりげなく、でも鮮やかにドアが開く。同じように感動した物語に橋本治の『巡礼』があります。今思うとどちらも汚部屋の物語であるっ!まさかこんな共通点があるとはっ。巡礼の窓が開かれるシーンも感動しました。ロストハウスはサバと同時期の作品であまり有名ではないけど私は大好きです。

2020/03/21

みのにゃー

処分前の再読。『青い固い渋い』田舎で移住の短所。近所づきあい。『8月に生まれる子供』実際にある病気なんだよね。ウェルナー症候群?プロジェリア症候群?大島さんならではの美しい心理描写がすごい。『ロストハウス』閉じた世界からの解放。『クレイジーガーデン』一番好き。

2019/09/09

justdon'taskmewhatitwas

【再読】妄想と現実のバランスが徐々に崩れて「現実」が重くなってく角川時代最終本。諦観とも違う、白く薄ら明るい未来。

2015/06/07

sige***

「8月生まれの子ども」でいつかシナリオを書いてみたい。どの話も悲しくてでも強さがある。

2008/07/22

感想・レビューをもっと見る