女優霊
女優霊 / 感想・レビュー
Fumitaka
はるか昔に立ち読みしたが、まさか高港基資先生の作品だったとは。僕が「ホラー漫画家ですごい人は?」と聞かれたら今ではすぐ名前が出てくる方です。『女優霊』の基本的な要素をすべて押さえつつ、高港先生の「味」も間違いなく盛り込んでおり、高港基資先生の作品にもなっている。オチが「地雷と同じ」で踏むのに理由なんかねえんだよなという感じで理不尽でよい。あとバンダナの人は高港先生の『女優霊』っぽい別の短編に出て来る人に似ている。友情出演でしょうか。あとがきは高橋洋先生。『シエラ・デ・コブレの幽霊』について言及されている。
2022/12/14
ドント
日本現代ホラー映画の祖のひとつ『女優霊』(『リング』貞子の先輩)を、高港基資先生がコミカライズ。考えうる限り最強最凶のタッグと言える。いささか駆け足なのは否めないが、高港先生の絵と原作をさらにひねってるのにより曖昧になっている感じがとてもいい。じっとりと邪悪な映画、直接的に邪悪な本作と味わいが違う。
2022/09/16
白猫
2000年12月12日読了
2000/12/12
感想・レビューをもっと見る