201号室の災厄 (あすかコミックスDX 臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート 4)
201号室の災厄 (あすかコミックスDX 臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート 4) / 感想・レビュー
藤月はな(灯れ松明の火)
「わらう月」は原作共々、「2つの月が嗤っていた」という一文が印象的。表題作は英語で交わされた話を日本語として横にする時に吹き出しとの見切りの工夫を伺えます。「ブラジル蝶の謎」は今の状況はさらにアグリネスかキメラ的なんだろうな。各話の前後にその話に関わるミニイラストが収録されているのがとても面白い。残念ながらここで桜井京介シリーズや三毛猫ホームズ、「黒猫の三角」などのミステリーのコミカライズを掲載していたミステリDXが休刊となり、コミカライズも中断となりました。「ダリの繭」とか見てみたかったのに・・・orz
2012/09/29
つたもみじ
表題作は、何故か原作でミルトンをプロレスラーのようにイメージして読んでいた事に、コミカライズを見た時に気づく。趣味が筋力トレだからという安直さ。あまり痛々しくなくてウンザリ感の方が出ていた感じ。ショートストーリーはコミカルで良いですね。
2014/01/21
aquamarine
小説でとてもインパクトがあった「わらう月」はコミックになってもそのままのイメージでした。「201号室の災厄」は家具の配置とかコミックになるとすごくわかりやすかったし「ブラジル蝶の謎」での現場の天井の蝶とかコミック化するものをうまく選んでいると感心しました。コミカライズがここで止まってしまったことを思うと「ブラジル蝶~」でのラストのアリスのセリフが重いです。こちらも描き下ろしの「2001号室の災厄」が楽しかったですね。麻々原さん自身がこのシリーズが好きなのがとても伝わってきます。
2012/10/26
如月
巻末の『或る日の出来事』と『2001号室の災厄』に癒されました。有栖と火村先生の日常って何か良いですよね。
2009/03/02
みかん@道北民
図書館本。おっと新装版のブラジル蝶の謎と同じでした。
2021/10/13
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