嗤う伊右衛門: 漫画 (怪BOOKS)
嗤う伊右衛門: 漫画 (怪BOOKS) / 感想・レビュー
藤月はな(灯れ松明の火)
漫画も借りられる図書館にあったため、借りました。本当に重宝するな~(感涙)原作は読んでいましたが原作には描かれていなかった伊右衛門の過去や又市や直助の後悔が遣る瀬無かったです。お岩さんは本当に容貌に関係なく、心根が美しい人なので2人が仲睦まじく過ごしているシーンがすごく、嬉しかったです。真相は何だったのか決して当事者が真実を知ることが幸せとは限らない。最後と冒頭のシーンでは思わず、泣いてしまいました。そのため、この表紙をもう一度、見ると切なくなります。
2011/04/03
読み人知らず
原作は読んでない。時代劇は苦手。登場人物多いときつい。だからよくわからなかった。でも面白かったよ。わかる人が読めばめちゃめちゃおもしろいんだとおもう
2010/07/10
麻由
再読。そしていまだに原作は読んでない。結構端折ってるんだろうなあと推測しつつ、それでもこの作品はとても魅力的だと思います。それまでの過程があるからこそ、終盤の怒濤の展開とラストの画に目を奪われます。読み終わると、この表紙を見る目が変わる1冊。とても無常な、けれど愛に満ちた物語でした。
2010/07/25
あきら
何度目か分からない再読(笑)あの原作をうまく一冊分の漫画にまとめてる秀作。お岩様と伊右衛門の哀しいほどの純愛が描かれています。お互いに相手が幸せなら、と身をひいた結果がすれ違いになり、他人から見たら悲惨な結末になる。だが、二人にとっての倖せがああいうかたちをとっただけのことなのだと。「…何故伊右衛門は幸せにならぬ!!」岩の叫びが何度読んでも哀しい。
2012/11/16
ユイ
あの分厚い内容をよく一冊にまとめられたな、と。だからかもしれませんが一回読んだだけでは理解できませんでした。それでも切ない思いだけはとても伝わってきました。
2011/06/14
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