KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

地を這う魚 ひでおの青春日記

地を這う魚 ひでおの青春日記

地を這う魚 ひでおの青春日記

作家
吾妻ひでお
出版社
角川グループパブリッシング
発売日
2009-03-09
ISBN
9784048541442
amazonで購入する

地を這う魚 ひでおの青春日記 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

Bo-he-mian

チョットだけ自慢すると、「夜の魚」は、初めて雑誌掲載された'80年代末にリアタイで読んでいた。東京三世社の、ムック本風の『空想科学大冒険活劇競作大全集』というマンガ誌で、山田章博が「紅色魔術探偵団」を連載したり、デビューしたばかりの衣谷遊が、ヴァージル・フィンレイのイラストかよ!って思うぐらいのすごい描き込みでファンタジー漫画を描いていた、個人的にかなり好きな本だった。で「夜の魚」は確か1作だけの読み切り(ひょっとしたら2作ぐらいあったかも)で、本書の他のシリーズは「失踪日記」以降に描かれたものなのだ。

2019/02/26

柳田

『失踪日記』『アル中病棟』を先に読んでいたから、だいぶウェットな印象。青春してる感じある。

2018/08/21

ジロリン

シケモク吸ってコーラの空き瓶拾って換金して…25円の袋ラーメンを毎日食べてついに気持ち悪くて食べられなくなり…今や絶滅した〈マンガ家志望青年の貧乏な日常〉がリアル。また彼ら〈マンガ家志望の若者〉が話題にするのが「COM」デビューのマンガ家達…宮谷一彦、岡田史子達というのもリアル。「すげーよ今月『COM』の青柳裕介」「なんでこれが佳作なんだ」「パンツの臭い嗅ぐコマがまずかったんだな」「パンツだ絶対パンツだ」という会話もリアル(笑)あまりのリアルさに本人と女の子以外は人外で描くことしか出来なかったのかな…?

2023/11/12

あび

貧乏青春モノがすごく好きです。吾妻ひでおさんのゆるいイラストでは、どんなに悲惨な状況も楽しく見えてきます。この当時の出版業界のイケイケ具合が楽しいです。椎名誠さんの若いころの話と似た雰囲気がありますね。それにしても吾妻さんの描く女の子はかわいいですね。

2018/08/31

ネギっ子gen

【再読】「SFと、笑いと、可愛い女の子」の漫画家・吾妻ひでお氏が逝去。謹んで哀悼の意を表します。氏は2歳年上の同郷人。SF好きということもあり、若い頃より氏の作品に魅了されてきました。巻末収録の「人類抹殺作戦」、「文庫版あとがき」「安彦良和によるあとがき・アヅマさんとボク」が良かった。じつは、安彦氏の出身地・遠軽町は、オラの隣町だべさ。「デレッキ いいんでないかい」という言い回し。郷愁を誘う。食道がん。なんとなく納得。さて、とり・みき先生は大丈夫でしょうね。『プリニウス』連載中だから、お元気とは思うが。

2019/10/22

感想・レビューをもっと見る