うつうつひでお日記 その後
うつうつひでお日記 その後 / 感想・レビュー
さらば火野正平・寺
漫画家・吾妻ひでおの2006年12月から2008年3月までの日記。2007年7月までは文章が多い日記だが、その時に救急車で運ばれて以降は次第に絵が多い日記になる。この人の絵は嫌いじゃないが、少し残念である。日記は身辺雑記だが、読書や映画・テレビの鑑賞日記でもあり、○△式の批評が楽しい。たまに入れる寸評が気になる。私も読んだり見たりしたものだと、意見の相違があったりして楽しい読書であった。私は漫画家ではないが、私の休日と同じような日々である。それを思うと何だか著者が好きになってしまうのであった。
2014/11/08
ホークス
このダラダラ感がたまらない。アル中再発の罠を避けながら、抗鬱剤の助けを借りながら綴る、綱渡りみたいな日記。それなのに、やたらのほほんとしている。昔喫茶店で吾妻ひでおを読んでいた頃の気分に戻っている事もあるが、失踪日記以来の独自の鉱脈はそう簡単には枯れないだろう。いつまでも描き続けて欲しい。エロの多さも今さら変える必要なし。このまま国宝級の変態ジジイとなって、我々後輩を煽り続けて欲しい。
2016/05/12
ぽち
「失踪日記」からのファンです。なのでコアな方たちからは叩かれる層、なのでしょうか。文章とイラストとひとこまマンガ。少しだけ仕事、じゃじゃ麺、ドトール、図書館、本屋。読書。わたしもこのくらいの仕事量で生活したい。GW中、本日が唯一の休日なのでした(マジ)。日本どうかしてるぜ。
2016/05/02
ほしけも
本当にただ、淡々と人の日記を見るというのもなかなか乙なモノですな。
2013/10/30
NORA
『うつうつひでお日記』の続編なのだが、内容は漫画よりも文章メイン。ホームページの連載をまとめたものだが、どうもノリで出版されたらしく、完成度が前作と比較して大きく落ちるのは残念。もともとは前作の文庫版のおまけ漫画or自費出版として出す予定だった原稿を無理に商業出版に持ってきたのだから仕方ないのだけれど。 それでもそれなりに面白いのが、ある意味でこの本最大の問題。
2018/12/24
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