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魍魎の匣 (3) (怪COMIC)

魍魎の匣 (3) (怪COMIC)

魍魎の匣 (3) (怪COMIC)

作家
画:志水 アキ
志水アキ
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2009-07-17
ISBN
9784048543408
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魍魎の匣 (3) (怪COMIC) / 感想・レビュー

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藤月はな(灯れ松明の火)

再読です。詳しく知れば知るほど分からなくなる魍魎に苦戦する京極堂が印象的です。形にこだわった木場さんも後々を考えると切ないです。楠本君江の半生が2ページで収められていたのでびっくりしました。最後のあの原稿は原作では黒い四角で表現されている部分が描写されていたり、加奈子殺害未遂事件の真相がすごく、怖かった思い出があります。そして「姑獲鳥の夏」の事件をモチーフにした関君の「目眩」もぜひ、志水アキさんにコミカライズしてほしいです(←今も大変なのに我儘言うな!!)

2011/05/04

ぐうぐう

京極堂のビジュアルは、ついついイケメンにしてみたいのが、ファン心というものだ。しかし志水アキは、ご覧のように渋ヅラの京極堂を造形する。それは、志水が原作と戯れる同人的意識ではなく、プロとして原作をコミカライズしていることを象徴している。また、それ以前に、清水のセンスがこのシリーズのビジュアル化に適していたということもある。巻末に収録されたキャラクター初期設定集の中で「個人的には諸星大二郎先生の京極堂が見てみたい」というひとことからも、それがよくわかる。

2012/08/13

つたもみじ

繋がっているように見えて実は擦れ違っているだけの事件が徐々に解明されていく、と共に、それぞれの狂気もまた晒されていく。久保竣公の「匣の中の娘」後編。原稿用紙に書き殴られたような文字の描き方。こういうのはコミカライズならではですね。ビジュアル的に青木君がお気に入り。そして25頁の榎さんは麗しすぎて眩しかった。

2013/04/18

yucchi

後半で謎の一部が解明される。京極堂の説明に対して、先を促す榎木津という構図が好き。榎さんには見えてるんだもんね。

2014/10/06

Vier

コミック化されてる小説の中では群を抜いてクオリティが高いと思う。ここまで小説のイメージを壊さずに描いてあるのは貴重。中禅寺が喋り始めると色々と凄いことになる原作だが(笑)漫画ではそのあたりのバランスが絶妙。関口の心理描写もいい。どろっとした暗さが上手すぎる。これはもう魍魎だけといわず全シリーズ漫画化するくらいの勢いでお願いします。もう一度原作も併せて読み返したくなるよ!!

2009/09/02

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