マンガ家田中K一がゆく!
マンガ家田中K一がゆく! / 感想・レビュー
ホークス
手塚風タッチで描かれるサラリーマンネタ、エッチなネタがやたらと面白い。ヒットした「うつヌケ」で感じた通り、素直に人の言葉を受け止める方だ。本書は、玩具メーカーで営業職をやりつつ、会社に内緒で漫画を描いていた頃の話。描ける喜びと、企業社会から落ちこぼれる板挟みが怖い。バブル期だから、ベテランのパワハラ体質に対し、若手は迎合か撤退を迫られる。他に生きる術が無いかのような強迫的な雰囲気と、ノー天気なバカ騒ぎが同居するヤミ鍋のような日々。同年代なので身につまされる。だけど自虐と倒錯ぶりが予想を超えていて笑える。
2020/06/14
akihiko810/アカウント移行中
古本漫画。タナkがサラリーマン兼業漫画家の実態を描く自伝的ギャグマンガ。印象度B 副業禁止の玩具会社に勤務しながら土日漫画家というハードワークをこなしていたことはすごい。先輩兼業漫画家のしりあがり寿も出てくる。サイン会では正体を明かせないので、着ぐるみを着てサイン会に出てたとか。あと、サラリーマン(副業禁止なのに)という弱みがあるから、業界でパワハラを受けていたという
2020/07/02
なた5963
基本フィクションだが大筋はノンフィクションで、田中K一(=田中圭一)のデビュー当時の実態としても読めます。相変わらず下ネタ全開だが、いちいち面白いのがどうしようもないwそして、なんだかんだと苦労しつつも二足のわらじを成功させた田中さんは偉大。
2009/07/09
茶ま太
兼業漫画家の実態を、フィクションを織り交ぜつつ下ネタ満載で描いている。『サラリーマン田中K一がゆく』の続編的な位置づけ。 相変わらず飄々ときっつい下ネタをガンガン繰り出してくるのがツボに入ってしょうがないww ただ、下品なだけに終わらず、きちんと書くところは書くというバランス感覚が流石兼業作家さんの妙だなと思った。 田中さんの漫画の中でもかなり好きな1本です。
2009/07/04
カヨコ
フィクションだけど、それでもこんなドタバタした毎日の中でマンガを描く田中さんは凄いなって感心してしまう。下ネタ満載だろうとなんだろうと尊敬!大好きなしりあがり寿さんも作中に出てきてハッピー(笑
2009/07/06
感想・レビューをもっと見る