魍魎の匣 (4) (怪COMIC)
魍魎の匣 (4) (怪COMIC) / 感想・レビュー
藤月はな(灯れ松明の火)
前巻に比べてはやく、出版されたので志水先生に感謝と「お疲 れ様です」の気持ちでいっぱいです(感涙)原作では分かり難かった呪術の説明が絵で分かり易くなっていて有難かったです。兵衛の悲しい過去に切なくなる一方、やっとの京極堂の憑き物落としや格好よさによろめきました(笑)久保の家に乗り込む青木君を見送る木下君に「百鬼夜行 陰」の「毛娼妓」を連想しました。見開きは絶対、夜中に見てはいけません。
2010/01/23
ミエル
今回は憑き物落としが長い!いや、これが楽しみなんだけど長すぎる。それぞれの人物に憑いた魍魎の正体は同じではない模様。相変わらず、詭弁と正論を巧みに使い分ける拝み屋、ほんと有能で怖い。次作へ。
2019/05/22
つたもみじ
魔術的踏切の京極堂が素敵だった。相変わらず原作のイメージが損なわれていなくて素晴らしいです。そして同じ理由で匣詰め頼子のインパクトは特大…アレを見て、そういえばホラー苦手だったわと思い出したり。ところで青木君の苺柄のパジャマにはツッコミ入れて良いものか…可愛いな(笑)
2013/04/19
yucchi
なんといっても青木くんの見つけた匣を開けた時の衝撃。これは...夜中だったらもう寝れなくなるわ。ビジュアルのパワーを改めて実感する。
2014/10/06
ぐうぐう
志水アキが『百鬼夜行シリーズ』の中から、『魍魎の匣』をまずコミカライズしたのは、シリーズ中で一番ヴィジュアルを喚起させる作品だからという理由があるのだろう。作中に幾度も登場する匣などは、そのもっともたるものだ。そもそも匣とは、四角い。四角いコマで割られた漫画は、まさしく匣の中を覗く行為そのものなのだ。
2012/08/13
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