神様の御用人4 (メディアワークス文庫)
神様の御用人4 (メディアワークス文庫) / 感想・レビュー
スズ
「夢の中に出てくる簪の持ち主が誰なのか探してほしい」今回はそんな御用を受けた良彦が和歌山を舞台に神と人、兄と妹等の様々な縁や絆を結びました。テーマは「姉弟」でした。今回の御用は良彦にとって特別なもので、誰かが自分や大切なことを伝え続けてくれるというのがとても嬉しいことなのだと感じた。史料の少ない古代の人物についてあそこまで研究をし続けれられるのは純粋に凄いなあと思った。黄金が大人しかったですが、最後の方で食い意地の張った黄金が見られた。穂乃香の想いにも今後要注目ですね。「こらー!あきらめるな!走れー!!」
2016/09/18
た〜
今回は1冊1エピソードの長編。話は悪くないのだけれど、各キャラのらしさというか魅力が薄まってしまった感じ。
2015/06/28
たんぽぽ
今回は初めての長編。あとがきに書かれている通り3巻までは「良彦とゆかいな仲間たち」だったのが4巻になって「歴史ミステリー〜良彦と神々の記憶〜」になった。神武東征とか古事記、日本書紀の成り立ちとか大きなテーマになっている…学生時代を思い出して楽しく読めました。良彦がどんどん成長していくのがうれしいです。
2015/07/19
ブランドのアーメン
シリーズ初の長編。色々なエピソードが読めないのは残念でしたが、ひとつの謎を掘り下げていくミステリー調も面白い。神様二柱と、人の姉弟がオーバーラップし、交差していくのは上手いし、感動を覚える。依然として魅力的なモフえもんを始めとした神々と良彦と穂乃香。まだまだ続いて欲しいシリーズ。
2015/06/30
ううち
今回は長編。ミステリー仕立てで一つの御用がじっくり描かれていたので読み応えありました。孝太郎くんの『戦うことってわりと最終的な選択』という台詞に、日本のルーツを感じました。最後に天道根命が飛び立つシーンがとても素敵でした。バニラエッセンスは自分も期待して舐めたことあります。
2015/10/10
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