しゅうまつがやってくる! ―ラララ終末論。 I― (ラララ終末論。 1)
しゅうまつがやってくる! ―ラララ終末論。 I― (ラララ終末論。 1)
- 作家
- 出版社
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日
- 2015-12-17
- ISBN
- 9784048655583
しゅうまつがやってくる! ―ラララ終末論。 I― (ラララ終末論。 1) / 感想・レビュー
Yobata
毎日、交差点で偶然を装い好きな男の子との5分だけの登校を楽しみにしていた文崎双葉。しかし彼が登校しなくなってしまい,世界が一変してしまう…。入間人間ד終末シリーズ”。原曲は聞いたことがないのでわからないけど、☆の人を中心に“週末”と“終末”を兼ね備えた宇宙人,戦争といった独特の“しゅうまつ”な世界観や、そんな不可思議な世界の中でも一人の普通の女の子として、一人の男の子を好きになり,恋に悩む双葉の繊細な心理描写は入間先生ならではだね。“しゅうまつ”の世界はこの一冊では未だよくわからなかったけど、→
2015/12/18
ユウ@八戸
大好きな終末シリーズを、大好きな入間さんが書いていると。それだけで読まずにはいられない。入間さん好きにはオススメ。内容的には、1と2同時発売したほうが読者ついたんじゃ…と心配になる感じですが。終末シリーズを試聴してからこれを読んだらわくわくできます。おもしろかっただけに、続きがちゃんと出るのか心配。せめて4巻、ハロープラネットまで出ればいいなぁ…。章タイトルはFF5かー懐かしい。
2016/01/09
T.Y.
文崎双葉は通学路で5分だけ一緒になる男の子に恋していた。しかしある日突然、男の子は姿を見せなくなってしまう。引っ越していったお隣さん、電化製品の異常…不穏さを見せていく世界の中で、何も知らされない少女の想い。日常の愛しさ、彼がいなくなった焦燥、後悔…繊細な心理描写は流石。楽曲のノベライズとしては、歌詞だけでなく動画の情報まで細かく拾い、後続シリーズの要素まで鏤めているのはよく分かる。ただ世界設定の多くは謎のまま。次巻以降で視点を変えて回収する方向性かと思われるが、はてさて…まあ続きは楽しみ。
2015/12/21
鳩羽
人気ボカロ曲のシリーズのノベライズ。作家に惹かれて手に取った。毎朝青信号をいくつもやり過ごし、好きな男の子を待つ双葉。ほんの5分の時間が、双葉にとっては何よりも大切な時間だった。しかし、そんな平凡で退屈な世界にほころびができ始めていることに気づいたときには、もう遅かった。…「双葉の男の子に対する初々しい気持ち」だけが、ひりひりとした存在感を持ち、あとはセカイ系の作品に感じるような、心象風景のような、がらんとした感じ。まがい物感にいたたまれなくなるような。テンポがよく読みやすい。
2016/01/29
小倉
入間さんの作品であることと、usiさんがイラスト担当ということで購入しました!内容はいつもより真面目な入間さんでした笑(失礼)主人公の恋する気持ちがとても伝わってきた分、男の子に会えなくなってからの場面が辛すぎです……。元になった終末シリーズも聴いてみましたが、そっちもよかったです!楽曲の細かい部分まで作中に出ていたりもしたので凄いなあ、と思いました*これシリーズ化するのかな?だったら次の巻も手に取りたいです☀︎
2016/01/29
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