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クロクロクロック 結 (電撃文庫)

クロクロクロック 結 (電撃文庫)

クロクロクロック 結 (電撃文庫)

作家
入間人間
深崎暮人
出版社
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
発売日
2016-01-09
ISBN
9784048656580
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クロクロクロック 結 (電撃文庫) / 感想・レビュー

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黒瀬

六丁の拳銃をめぐる群像劇もこれにて終幕。誘拐され、人質にされ、しかし緊張感のない拳銃所持者たちが一巻と同じよう全員集結。魔女帽子殺し屋木曽川&聡明小学生美鈴ペアとぶかぶかスーツ殺し屋黒田&コミュ障陶芸家緑川コンビが好きだったなぁ。緑川は黒田とコンビ扱いされたら珠玉の名作をぶん投げてきそうだけど。事件が終わったあとの『彼らの生活はこれからも続く』といったエピローグがちょっぴり寂しいね。入間先生の作品だから別のお話でまた会えそうだけども。

2021/04/08

寂しがり屋の狼さん

シリーズ最終巻📚️やっと読み終わりました(笑)今まで点と線で綴られてた個々の物語が徐々に繋がっていくところは面白かったです(*^.^*)

2020/10/11

Yobata

とある街に投げ込まれた6丁の拳銃は、所持者の人生を大きく揺れ動かし、最終地点となる山の中へ関わった者を含め、全ての人達が集結し始める…。拳銃を巡る群像物語,終焉。拳銃を所持した者だけでなく,さらにその人物に関わった者たちも追加され、壮大な群像劇になったけど、全ての利害関係に対し、見事に解決,収束させて終わらせるのはやはりさすがだな。最終終着点は緑川円子の家。カナが拉致監禁された小屋に皆が同時に到着する劇的な展開を迎えるのかと思ったけど、順々と「ちわーす」感覚で集まってくる緩い感じが入間流だよねw→

2016/01/09

T.Y.

カナは誘拐され、美鈴は木曽川に同行し、首藤は拳銃の売人に連れられ、黒田は首藤を狙い……一同が集い収束する完結編。予定半ばでの畳みであることが分かるだけに遺憾さがあるが、一通りの伏線も回収。もうちょっとスーパー犯人大戦としての殺し合いを期待した面もあったが、黒田や木曽川のキャラからしてこうなって不思議はなかった気も。回顧的だが、最後こうなるのなら、首藤の転落劇にもっと絞っても良かったのかも知れない。ともあれ、オールスターとしてはなかなか楽しかった。後は二条オワリと湯女のコンビ結成が描かれていればなあ。

2016/01/11

サエズリ割津

打ち切り的完結。駆け足感はあれど6つの銃をめぐる奇妙な運命は収束し終結を迎える。大きく人生を狂わされた首藤のその後が気になるし、落ちるところまで落ちる様を見ていたかった。カナのお惚けも天井知らずだし、円子先生は我関せずといった感じだし、小学生の美鈴は狂ってるし、恋人を失った小泉明日香は狂わされていながら復讐を忘れないなど主要女性キャラの精神的強さに魅力を感じる。首藤以外の男性キャラのぶれなさも、首藤の普通さを際立たせていてよかった。ともあれ完結したのはいいことだと思う。イラストも文句なし。

2016/01/13

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