ソードアート・オンライン17 アリシゼーション・アウェイクニング (電撃文庫)
ソードアート・オンライン17 アリシゼーション・アウェイクニング (電撃文庫) / 感想・レビュー
ひめありす@灯れ松明の火
未だ寝覚めぬ黒の眠り姫。口付け一つで目覚める程にその傷は安くない。誰にとってもその傷の重みは同価だ。仮想は現実を越えられるのか。けれど、現実もまた仮想を乗り越えられるのか。疵の痛みも、喪失の悲しみも、激戦の苦しみも、この世界で過ごす貴方にとっては真物で。戦いの混乱も、絶望も、信仰もこの世界に生きる人々にとっては真物で。だけど、貴方が縦横無尽の力を奮って屠る人々が受ける衝撃と恐怖は、その人にとっては真物ではないとどうして言えるのだろう。残忍と慈愛が女神の掌で転がって、全ての解は彼が握る。目覚めて、黒の剣士。
2016/05/31
Yobata
アスナがアンダーワールドに舞い降り、最終負荷実験の2日目がやってくる。ダークテリトリー軍の皇帝ベクタは暗黒軍,USプレイヤーを投入するも、己の目的に向けアリスを捕縛する。劣勢に立たされた人界軍にシノン,リーファもある人物がついに本性を現し…。シノン,リーファに加え、モア出番村の住人がようやく参戦のアウェイクニングだったけど、血生臭い戦争は終わらない…。USのプレイヤーに加え,中韓も加わり、侵略ではなくもはやアンダーワールドで行われる人間同士の戦い。ベルクーリの叔父さまも立派だったし、剣闘士イスカーンや→
2016/04/09
ランタン
中国・韓国あたりの名前を出して大丈夫なのかと思う。 キリト君は早く起きようよ。
2016/04/12
まりも
キリトの危機に仲間たちが集まる第17弾。アンダーワールドに伝わる創神の姿を借りシノンとリーファが参戦するところから始まる話挿絵という名のネタバレ装置。さて、アリシゼーション編もクライマックスが近づき、物語もいよいよ大詰め。アスナ、リーファ、シノンの3大ヒロイン達がそれぞれ魅せてくれましたが、今回一番盛り上がったのはやっぱりベルクーリとベクタの一騎打ちやね。騎士長の意地を見せたあのバトルが17巻のベストバウトで決まりでしょう。アリシゼーション編もいよいよクライマックス。あとはキリトの復活を待つのみですね。
2017/05/15
異世界西郷さん
もうね。ただただ感動するのみですよ。俺たちのPohさんがまたこの作品に登場してくれたことがなんだかとても嬉しい。てか、Pohの正体お前かよ! と読みながら突っ込んじゃいました。リーファやシノンの大立ち回りを始め、MORE DEBANちゃんたちにもしっかり出番があって良かったです。もしかすると、アリシゼーションシリーズの中でこの巻が一番感動したかもしれません。最後も、絶体絶命の窮地に陥ったアスナたちやキリトの治療がどうなってしまうのか気になって仕方がない。夏に出るであろう次巻が待ち遠しいです。
2016/05/10
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