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安達としまむら6 (電撃文庫)

安達としまむら6 (電撃文庫)

安達としまむら6 (電撃文庫)

作家
入間人間
のん
出版社
KADOKAWA
発売日
2016-05-10
ISBN
9784048659468
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安達としまむら6 (電撃文庫) / 感想・レビュー

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T.Y.

夏休み後編、しまむらは祖父母の家に行く。今回は全編通じて小刻みに両者の視点が交代し、前回の電話の件でのしまむらの心情も明らかに。ああそういうこと。そして、しまむらにも大切な相手への、上手く表現できない想いがあるのが描かれる。老い先短い犬のゴンの件と、半端に思いを出せないしまむらの心理、祖母の優しさへの戸惑いは、表立っては何も事件がないだけに重く沁み入る。そして後半は二人で夏祭りに。二人の関係に進展が…(変化はないと思えばこそ、なのかも知れないが)章間のサブキャラ話も安定。ヤシロと永藤が同レベルという。

2016/05/11

芳樹

安達への想いが少しずつ変わっていくしまむらの描写が心に響く。前回の安達の言葉がしまむらにはあんな風に聞こえてたのか、そりゃ面倒にもなるよね。それを記述した『濁点がついたひらがなばかりの文章』を読んで、しまむらが感じた「面倒さ」が良く分かりました。あえて読みにくい文章で「何言ってるか分からない」を読み手に伝える表現法には感嘆するしかありません。さて、二人の関係が大きく変わることになりましたが、安達としまむらの「好き」の熱量が明らかに違うので、この二人はこれからどうなるのか。暖かく見守っていきたいと思います。

2020/12/01

チェシャ猫

しまむらを受け入れた安達?!さてこれからどうなる? しまむらの電話はよく聞こえてないっぽいけど、気付いているっぽいのですが、なぜああいったのか あそこだけ、なんかキャラがブレたような。 だんだん樽見が可愛そうになってきました。なぜ樽見は安達に近づいてきたのでしょうか?

2016/11/13

Yobata

喧嘩の仲直りを果たし、安達はさらなる一歩を踏み出そうとするもしまむらは故郷へ帰省と会えない日が続く。しまむらはそこで友人との喜びと憂いに耽る。そして帰宅ののち安達と花火大会に行き…。前回の安達の爆発からの仲直りが順調すぎで不穏に思われたけど、しまむらもしまむらで色んなこと考えてるんだね。全ての人間関係をフラットに保とうとし、年老いたゴンとの憂いに耽るも祖母さんから潔癖で律儀だと言われるしまむら。しまむら自身はピンと来てないけど本当そうだよね。祖母さんの慰め方が老練な優しいものだった。ゴンとの友情や→

2016/05/10

かんけー

安達の暴走からしまむらの聞きたくない本音を知ってしまった前巻...。逸れでも安達はめげない?「しまむらじゃなきゃ、駄目なんだ..!」(^.^)そして今巻、しまむらは祖父ちゃんちに帰省中で♪しまむらの心境の変化を安達との距離を置いて描き、飼い犬のゴンとのふれあいから安達の価値観を浮き彫りにする?妙に説得力(笑)が有って?でも安達とゴンを同じ目線で見るしまむらってどうよ?(笑)安達の恋のライバルw樽見再登場してるけど今巻は安達に運が向いてGJ!のんさんのイラストがカワイイ♪二人とも浴衣姿似合ってるし♪→

2016/05/20

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