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楽聖少女 (4) (電撃文庫)

楽聖少女 (4) (電撃文庫)

楽聖少女 (4) (電撃文庫)

作家
杉井光
岸田メル
出版社
アスキー・メディアワークス
発売日
2013-11-09
ISBN
9784048661065
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楽聖少女 (4) (電撃文庫) / 感想・レビュー

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ひめありす@灯れ松明の火

運命は扉をノックなんてしない。運命はいつだって突然にカチ込んでくるし、そもそも扉なんて必要ない。つまりは一人欠けたあのスリーピースファンクラブみたいなものだ。金色の喇叭は天使の音色。高らかに吹き鳴らされた歴史的名曲誕生の裏、悪魔と境界を廻る異端審問。運命には従いたくなると悪魔が笑うなら、魔術師はその運命さえ自らの力で騙り、作家は自らの言葉で運命の在り様を語ってみせよう。良き事はもっと良き様に、悪しき事さえ良き様に。運命には自ら飛び込んで抱擁する。二人が選んだ歪む未来の先、喜びの歌は、果たしてうたわれるのか

2014/01/12

Yobata

聴覚障害を乗り越えルゥはついに歴史的有名交響曲『運命』と『田園』に取りかかる。ルゥはその交響曲にトロンボーンを使用する事を試みるが、トロンボーンは天使の喇叭と言う事で教会の検邪聖省が取りやめの因縁をつけてくる。大元の教会は教皇がナポレオンに拉致監禁され暴走状態でこの件にもナポレオンの陰謀が隠されていた。教会の難癖が実行されルゥに死刑判決が下され連行される。その際になんとメフィが犠牲になり絶望の淵でユキはヴァルプルギスの夜へ…。イラストが一つもないよ⁈びっくりしたわwついに交響曲第五番『運命』と→

2013/11/09

ソラ

今回は「運命」を巡る話。いつも以上にメフィがクローズアップされてたかな。ユキの知ってる過去とだんだんずれていくあたりが据わりが悪くて逆に面白いところ。

2013/11/11

謡遥

めちゃ忙しい時期に読み終えました。意外と読書に時間が割けた。まあそれはいいとして、新規の挿絵が一枚もなかった!だと!まあ忙しいなら仕方ないです。それにしてもまた奇天烈な感じに仕上がりました。主人公は音楽の教養はあるけど基本的に挫折した人ですね、これはこの作者に共通していることかもしれませんが。そしてメフィのクローズアップでした。よくわからない人間関係が紡ぐ物語が大好きな僕としてはそれだけで満足かもしれません。

2013/11/22

異世界西郷さん

ところで、この本に挿絵が1枚も無いのはなんなんでしょうかね。作者のスキャンダルが関係しているのでしょうか。挿絵が無いのは残念でしたが、そんなことはお構いなしに面白かったと思います。特にメフィは良いですね。セクハラさえなければ普通にいい女だと思います。でも、セクハラがないとそれはそれで物足りないというのもメフィの魅力ですが。ユキも嘘で悪魔や教会、世界の理すらも変えてしまうというのは凄いですね。これが、後にラプラスと戦う際の鍵になるのでしょうか。次巻が楽しみです。……頼むから次巻出てくれ!

2013/11/28

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