クロクロクロック 2/6 (電撃文庫)
クロクロクロック 2/6 (電撃文庫) / 感想・レビュー
黒瀬
拳銃を扱う本作にふさわしく、スターターピストルの引き金が引かれたかのように全員が集合した瞬間に事件が勃発した前巻。その翌日の物語。群像劇ではあるが殺害対象をうっかり守ったり、雇った秘書が同業者の襲撃を受けて速攻で辞めたり、前巻で起きた事件の被害者から改めて依頼を受けたりする黒田が実質主人公といった感じか。クロスオーバーが目立つ作品なのでみーまーファンとしては嬉しい描写が多く、みな生き残って欲しいくらいキャラが立っている。さて、次巻最終巻へ。
2021/04/06
寂しがり屋の狼さん
名古屋を舞台に6丁の拳銃とそれに関わる6人の物語。前作の続きでコチラ物語の2日目です(*^^*)1巻の時と違って登場人物が頭に入っていたので素直に楽しめました(*^-^*)ヤバイ!3巻は借りてない…しばらく保留です(笑)感想は3巻を読み終わってからかきますね
2020/09/22
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
町中にばらまかれた6丁の拳銃と男女6人の物語が奇妙に交差していく。入間人間がおくる一大群像劇……待ちに待ったどころか待ちくたびれた第2巻。 とりあえずシリーズが自然消滅しなくてよかったんですが、正直なところ1巻の細かい内容や伏線を忘れてしまっている部分も多く、これから読むという人は事前に1巻の復習をしておくことをオススメしますw 3巻はいつ頃に出るのかな……また1年待ちになったりして(遠い目)
2014/01/06
Yobata
想い人の恋人を射殺し逃げ出した首藤は木曽川と出会う。発泡事件が起こり自身の目的が達成できなかった美鈴はファンである二条オワリと出会う。拾った犬を世話することになったカナは銃を捨てる決意をする。黒田は標的である緑川と出会ってしまう。花咲太郎は相変わらず閃かない…。6丁の拳銃を巡る6人の群像劇二日目。太郎くんの友人の殺し屋・木曽川が本格参戦wやっぱり木曽川のキャラはいいねぇw本当いい性格してるw今回,第二の発砲者になった黒田とその殺害対象だった緑川はあまり話は進まずw秘書の新城雅のあの自分勝手な性格の良さは→
2013/12/10
T.Y.
職業的犯罪者、殺人鬼、一時の感情から人を殺して後悔する少年、倫理観の欠けた少女…多様な事情とあり方の犯罪者達が入り乱れ、かち合い、互いを狙って戦う、さしずめこれはスーパー殺人者大戦。イカれた小学生の美鈴も可愛いところを見せたし、殺し屋達は憎めないし、人間描写とその絡み合いは本当に見事。拳銃は6丁出揃ったかな。現状が複雑なだけでなく、過去の因縁もありそうな模様。同時に作者の過去作品の大甲子園でもあって、年表が埋まっていく感覚が堪らない。湯女と二条オワリの出会いが描かれようとは。挿絵も期待以上。
2013/12/10
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