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ゴールデンタイム (8) 冬の旅 (電撃文庫)

ゴールデンタイム (8) 冬の旅 (電撃文庫)

ゴールデンタイム (8) 冬の旅 (電撃文庫)

作家
竹宮ゆゆこ
駒都 えーじ
出版社
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
発売日
2014-03-08
ISBN
9784048664141
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ゴールデンタイム (8) 冬の旅 (電撃文庫) / 感想・レビュー

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よっち

完結。一気に読んでしまう怒涛の展開は流石。ただ怒涛過ぎて若干駆け足気味というか、ちょっと展開が早過ぎてついていけなかった感も。万里は散々悩んで乗り越えて向き合えたし、良かったなと思ったんですが、万里と香子の置かれていた状況から二人が惹かれ合っていく過程が、分かるけど自分にはあまりしっくり来なかったのもあって、話としてはいいところもいっぱいあったけど、それを最後まで引きずってしまいました。大学時代にありがちな関係の流動性を題材に、読者の共感を得るようなライトノベルを書くのは難しいんだなあと改めて感じました。

2014/03/11

まりも

いよいよ完結。だけど納得のいかない終り方だったかなぁと。ちょっと急ぎ足すぎたかな。やなっさんやリンダNANA先輩といったサブキャラ陣は非常に魅力的で読んでいてこいつら本当いいやつだなぁと何度も思っただけに消化不良感は否めないですね。NANA先輩は登場当初はあんまり好きなキャラじゃなかったけど最終巻までいくと彼女の持つ優しさが分かりすごく好きになれました。個人的には補完も兼ねた短編集がほしいところです。

2014/03/10

とら

完結。大団円…とはお世辞にも言えないが、その理由の一つに、まだ終わっていないから、というのがある。ただ、旅という言葉を借りるならよくありがちだが、この作品で描かれていることは人生という旅路の途中でしかないのだ。しかし”ゴールデンタイム”…様々な意味でそうであったのだと思う。よくわからんファンタジーの世界に万里は迷ったが、それも含めてすべて、有意義な時間であったのだと思う。自分と、それと周りの存在を改めて考えることが出来たのだから。これからも苦悩は続くと思われる…うん、これって人生だ。とてつもなくリアル。

2015/11/19

Yobata

香子から別れを切り出され佇むしか術がなかった万里。NANA先輩のおかげでもう一度香子と話す決意をするも、別れは決定的になる。何故自分を見限ったかを知ることになった万里はそれに納得してしまい、それを不満に思う千波やリンダ,そして親友だったやなっさんとの関係も崩れ始める。そしておまけんの活動の集大成を目前に万里の期限が迫り始める…竹宮ゆゆこが描く黄金色の青春、ついにフィナーレ。ついに過去の万里が蘇り始め、今の万里が存続していられるカウントダウンが始まりだした最終巻。どんどん別人格になっていく万里を見てるのは→

2014/03/08

牧神の午後

冬の旅といわれると、やはりシューベルトの昏く哀しい歌曲集を思い浮かべ、しかも冒頭が「主人公」がいなくなった描写だったので、読むのが不安だった。しかしながら、やはり登場人物が皆あったかくて、一生懸命で、しかも主人公のために一生懸命で、あのNANA先輩でさえも。だから、物語はhappy ending。もちろん、物足りない部分もあるし、急展開過ぎるところや説明不足?なところもあるんだけど、まぁ、終わり良ければすべて良し、です。−−で、あの感じだと、オカチは私がもらってよいんですよね? 

2014/03/15

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