とらドラ!〈9〉 (電撃文庫)
とらドラ!〈9〉 (電撃文庫) / 感想・レビュー
Yobata
修学旅行の事故で大河の想いを知ってしまった竜児。怪我からやっと戻ってきた大河はその当時の記憶が曖昧で、口裏合わせた北村が救ったということを信じていたため、竜児は聞かなかったことにしようとするが…。そして二年生も終わりをむかえ進路希望表の提出が求められるが、竜児は就職,泰子は進学と意見が衝突し…。大河の想いを知ってしまった竜児。この関係を維持しようとなかったことに,忘れようとするが忘れられない。そんな過去に囚われて前進する一歩が踏み出せない。一歩踏み出す勇気というものは周りの環境を変化させてしまうもの。→
2013/09/14
た〜
主要キャラ総鬱。クライマックス目前の暗いMAX
2012/11/03
豚山田
再読。色んなものが詰まっていて、どこに駄感想の照準をあてればいいのかさっぱり分かりません。多分文庫本のどこを適当に開いても、胸打たれるシーンに当たることでしょう。とはいえ「ジャイアントさらば」を外すわけにはいかないかな? その後の実乃梨の絶叫は、彼女自身を含め覆っていたモヤモヤした霧を吹き飛ばす突風でした。あの亜美ですら囚われていた本作の命題、子供じみた幻想を蹴り飛ばす会心の一撃と感じました。あと泰子には早くも泣き始めてます。実はクリスマスの辺りからもうダメです。「北の国から」の五郎を思い出すのは俺だけ?
2014/02/08
yosa
みんな他人のことばっかり考えて、幸せを考えて、でも自分のことは大嫌いで、だから友達のためならどんな辛い道だって一人で歩いて行こうとしてしまう愚かなボヘミアン。なんていい子たちばかりなんだろう。社会に出たら苦労しそうだぞ。エンドマークに向けて突っ走っているからシリアスな展開が多かったり、やっちゃんまでもが頑張って頑張って、読み手としてはとにかくみんなを応援したいんだ!! 未熟だっていい。不器用だって構わない。一生懸命頑張ろうとするその心が輝きなんだよ。社会に出たら苦労するだろうけれど、今を懸命に生きよう。
2018/11/06
そのぼん
今回はシリアス要素が多かったんじゃないでしょうか。進学すべきか、はたまた就職するべきかっていう話になってくると、さすがにコメディータッチにはできないですよね。そして、次はいよいよ最終巻。彼らの恋愛模様も気になるところです。
2013/11/18
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