禅僧と巡る京の名庭 (アスキー新書 83)
禅僧と巡る京の名庭 (アスキー新書 83) / 感想・レビュー
みみりん
日本庭園デザイナー 曹洞宗の住職が紹介しているので、禅宗のこと、寺院の作り、庭の意味も解説されていて歴史もよくわかった。次回京都に行く前に再読しなくては。夢窓国師がどんな人なのかがわかった。今は京都に行かれないが鎌倉の瑞泉寺も夢窓国師が関わっているそうなので落ち着いたら訪れてみたい。図書館本だが手元に持ちたい本。
2021/01/10
志村真幸
著者は曹洞宗の住職。同時に庭園デザイナーでもあり、セルリアンタワー東急ホテル日本庭園、ベルリン日本庭園「融水苑」などを手がけてきたという。 本書は、京都の名庭21箇所をとりあげ、わかりやすく解説したもの。 とりあげられているのは、大徳寺龍源院、竜安寺、妙心寺退蔵院、南禅寺本坊、天龍寺、西芳寺、鹿王院など。 庭園の成り立ち、その意味、作庭者、感傷の手引きなど、実に詳しく丁寧に教えてくれる。本格的な内容であり、単なるガイドブックの域を超えている。 じっくりまじめに知りたい人向け。
2018/08/06
ムカルナス
鶴島、亀島、三尊石といった庭園用語によるガイドブックは他にもあるが用語の意味と背景、石の置き方のポイントまで解説してくれていて勉強になった。またお寺の歴史についてもお寺の由緒書きに掲載されていないような裏事情?も解説されていて興味深い。
2015/07/05
Rollin'
本を片手に庭めぐりをしたくなった。禅宗は深い。
2009/02/07
愛理ちゃん88
庭の図面入りの作庭士でもある枡野先生の本格的な本。この本を見て正伝寺に行った。静寂の中に包まれた古刹だった。
2013/10/12
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