電波女と青春男(2) (電撃文庫 い 9-9)
電波女と青春男(2) (電撃文庫 い 9-9) / 感想・レビュー
ナオフミ
一般の青春を400ページの文字列に表しただけの作品。特殊な能力はない、ただその日にあった出会いやイベントや幸福なことや不幸なことを綴ってるだけなのに、普段自分の人生もこんなに考えることが多いはずなのに、意外と見逃してるなと思いました。当たり前な生活を当たり前と思わないことは大切だと思いました。
2021/02/26
Yobata
ETごっこで宙を飛べず、無事地球人として帰ってこれたエリオ。布団を脱いだのちは社会復帰を目指すが、真の傍を離れない。今までの電波発信により、街で悪い評判が飛び交うエリオが傍にいることの影響を懸念するリュウシさんや、それを面白がる前川さんが藤和家にやって来る?!しかもやることはペットボトルロケット作り??ついに40歳になった女々さんが裏で何かしているらしいが…。群像劇風にしようとしたけど各章で分けちゃったから失敗しちゃったみたいな出来。若干話が頭に入って来ないw前回はエリオメインだったので、リュウシさん,→
2011/05/14
miroku
いろいろとイタい人が登場し、なんとなく感動的っぽいラストなシリーズ? 青春は・・・・・・いや、生きてりゃいつだってそれなりにイタいから、この作品を読むと妙な気恥ずかしさとか、ちょっと甘酸っぱい思いとかを感じたり感じなかったり・・・・・・。
2015/02/09
END
相変わらず蛇足がいっぱい。入間は『MOTHER』好き?『ドラクエ3』で確かに僧侶は3番目だったな〜とか。美少女3人家庭訪問はとっても楽しかった♪羨ましい様な、そうじゃないような感じだったけど。青春ポイントの増減も毎回楽しみになってたら、ポイント制度が増殖してたのも面白かった。『みーまー』から遠江、『花咲太郎』からエリオットが登場したりと、この先絡みがあるのか楽しみ。女々さんと田村のばあちゃんがペットボトルロケットを眺めるシーンは、何とも言えない清々しさが凄く青春してて、ちょっと泣きそうになった……嘘だけど
2014/06/21
星野流人
女々さん40歳になる。今回はメインとなる真に加え、リュウシさん、前川さん、女々さんの視点も交えたストーリー展開となっている。話が進んでいくにつれて徐々に話の全貌が明かされていき、人物同士の横の繋がりが見えてくる様子は楽しい。そしてクライマックスには、1巻の「アイキャントフライ」同様、盛り上がる展開が待っていた。というか、けっこう、グッと来るものがあった。女々さんの独特の語りで引き込まれていたからこそ、余計に。ペットボトルロケットを打ち上げたくなるねえ。 ひねくれた文章は読み手を選ぶものの、ストーリーは良い
2012/06/10
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