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神様のメモ帳4 (電撃文庫 す 9-11)

神様のメモ帳4 (電撃文庫 す 9-11)

神様のメモ帳4 (電撃文庫 す 9-11)

作家
杉井光
岸田メル
出版社
アスキー・メディアワークス
発売日
2009-07-10
ISBN
9784048679107
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神様のメモ帳4 (電撃文庫 す 9-11) / 感想・レビュー

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とら

音の表現が素晴らしい。なんだろうこれ。本当に脳に飛び込んでくる。実際に音で聴かなくても、活字で音が分かるなんて凄い。本の力は無限大ですね!この小説、ジャンルでいうと探偵物ものではある。でもその解決する場所は、裏というかヤクザの世界。でも鳴海はニートの奴らと楽しくやってる。仲間を傷つけられて、その犯人に殺意を抱いてしまうほどに。でもそれれをしては駄目。仲間なら、大切にしているなら、そいつの気持ちを汲んで、継いでやらなきゃ。面白いなあ。杉井さんの文章って優しくて、綺麗。でも綺麗事だけを並べてるわけではないよ。

2012/03/09

よっち

平坂組のプロモーション事業を手伝う鳴海が、過去の悲劇から四代目と袂を分かったもう一人の創設者平坂錬次と出会い、対立する二人の関係を取り戻すべく奔走するお話。鳴海は今回広報活動頑張ったり、四代目不在の平坂組を率いたり大活躍でしたね。最終的に「誰かのために名付けた場所を、その人が戻ってくるまで守る」ことになりましたが、アリスは鳴海を意識する言動も徐々に増えてきて、可愛くなってきた感。恥ずかしい言動を後で指摘されて、鳴海に対して八つ当たり気味に「この恥知らず!」とか言ってて、思わずニヤニヤしちゃいました(苦笑)

2014/05/08

まりも

シリーズ4冊の中で一番の面白さだった。ナルミの成長、ニート陣の協力にアリスの可愛さも加わり最高でした。今回は4代目の過去に関する話。ナルミはもう高校生としてはあり得ない位の人間関係築いているよね。4代目が不在の平沢組を仕切りライブイベントを成功させる高校生とは一体。「誰かのために名付けた場所を、その人が戻ってくるまで守る」周りの人の温かさ、友情には感動しました。アリスが可愛くなった一方で彩夏の出番がごっそり減ったのが何気にショック。

2014/06/19

くろり - しろくろりちよ

四冊目。ラノベにしてはずっしり。「探偵は死者の名誉を守るためだけに生者を傷つけ、生者に慰めを与えるためだけに死者を辱める」小さなアリス背負う、たくさんの悲しみ。今回は平坂組の四代目と、その昔の親友のお話。「俺なぁ、なんでもすぐ失くすねん」「たぶん、ぶっ壊れるで」錬次が背負った絶望と、四代目が隠した真実と。すれ違って守り合って傷つき合った二人を繋ぐ、探偵の言葉。誇りを持ったニートは格好いいから不思議だ。相変わらず鳴海がもう道を踏み外しまくって四代目代行になっててツッコミたいけれど。気持ちを繋ぐって素敵。

2012/04/02

オセロ

【KU】今までの面白さに熱さを加えた今巻。 姿を暗ませていた身から一変、四代目の仕事を妨害を行うかつて四代目と盃を交わした錬次さん。そんな2人の過去は愚直なまでに真っ直ぐで、だからこそ衝突を繰り返した2人を愛した女性の物語。以外なオチあり、ナルミの高校生らしからぬ振る舞いあり、巻数を増すごとに可愛くなるアリスに、四代目を巡る熱いストーリーに大満足でした。

2024/10/19

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