探偵・花咲太郎は閃かない (メディアワークス文庫 い 1-1)
探偵・花咲太郎は閃かない (メディアワークス文庫 い 1-1) / 感想・レビュー
Yobata
「期待してるわよ、メータンテー」「推理はショートカットしないとね」犬や猫探し専門のロリコン探偵・花咲太郎と特殊な第六感を持つ少女のトウキ。過度な期待はしないでください。殺人事件の依頼は他をあたってください。これは『閃かない』探偵物語。嵐吹き荒れる山小屋での殺人事件,最近失踪事件が多い中での犬の捜索,探偵事務所のごみ置き場にあった死体,二代目花咲太郎との出会い,殺し屋からの標的探しの依頼の5編。著者名が面白かったので読んでみたら中身も衝撃的だった。犬猫探しが専門,浮気調査が大事件の探偵が主人公。→
2010/10/17
さばかん
お、おう……。そうだね、えーっと……特に何もなかったというか、状況に流されすぎというか……。っていうかこっちもなかなか物騒ですねぇ……。殺し屋とか……。なんというか、脱力系?探偵物語って感じで。脱力×笑いで脱笑なんてどうでしょう。変な人ばっかりですねぇ……。
2012/07/13
とら
探偵推理小説。なのに推理ものとも探偵ものとも取れない不思議な話。推理しなくても物語は進展していく。でも時には閃かないという異色さも大事になってくるんだろうね。
2011/04/24
miroku
推理出来ないロリコン探偵が主人公のミステリと言う着眼点は良いが、緊張感に欠ける。どうもノリの悪い読書に終始した。
2015/04/12
眠たい治療家
タイトルに惹かれて読んでみると、とんでもなかった。探偵が論理的推理で事件を解明する訳でもなく、ホントあまり閃きません。だからミステリではないんでしょうなぁ。設定自体がミステリや探偵小説を皮肉ったモノで、なんというかシニカルなコメディなのかなぁ。初読でよくわからないけど、著者の作風なのか、主役からしてロリコンと個性的で、他の登場人物も奇異な価値観を持ってる。登場人物の思考・表現が軽妙かつ奇妙で際立っているように感じたけど、著者の頭の中は一体どうなっているのか覗きたくなるような作品・作風。これはこれでスゴイ。
2010/03/02
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