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ぼっちーズ (メディアワークス文庫)

ぼっちーズ (メディアワークス文庫)

ぼっちーズ (メディアワークス文庫)

作家
入間人間
出版社
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
発売日
2015-04-25
ISBN
9784048693387
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ぼっちーズ (メディアワークス文庫) / 感想・レビュー

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Yobata

大学入ったもののぼっちな彼らは、謎の保険医に導かれ第四講義棟にある秘密基地へと誘われる。そこは彼らにとって誰も訪れないぼっちの楽園で安息の地となるが、何かと戦うことを迫られる場ともなり…。単行本既読。ようやく文庫化したかwぼっち達が“友達”を欲し足掻く群像劇。現代群像劇と違い年代差を利用した群像劇なので、大学内外のちょっとした差異が最後、開示,収束していく様はやはり見事で心地よい。社会という汚染された水で生活出来ない魚達が集まり継承し続けた秘密基地とぼっち達。卑屈さや恨めしさは存分に出てるけど、これも→

2015/04/25

チェシャ猫

初めは、時系列に話が進んでいるのか、実は同時進行なのか分からずにどっちだろうと読んでたけど、最後にスッキリ。最後の集合でのすっきり感が入間さんの最骨頂。追加されたプロローグもグッドでした。 入間さんは ボッチの特性をよく分かってらっしゃる。一人相手は喋れるけど、複数人相手では喋れなくなるとか。ボッチ同士は空気でわかるとか。うんうん、言いながら読んでました。 入間さんのこういう話大好きです。

2016/11/13

T.Y.

旧単行本版でも登録したが改めて。大学生活で逃げ場としての秘密基地に集うぼっち達の群像劇。実際の地名を多用し現実味を感じさせつつ、各自少しずつ異なるぼっちとしての生き方、「友達」というものに対する思索を描く構成が巧み。今見ると思うのは、日常の付き合いはもっぱら内容無きやり取りからなっているのに対し、それに馴染めない者達が無意味な内容を自ら仕立ててしまう壮大でくだらない物語だったと。しかもそれは垂直に時を超える。文庫化に当たり意外に修正が多かった(特に序盤)。それから加筆として森川と中村さんの後日譚あり。

2015/04/29

サキイカスルメ

色々なタイプのぼっちを味わえます(え)ある大学には秘密基地があり、そこへ行くと友達ができる、愛が成就する、違う自分に生まれ変われるなどの噂があった。そんな秘密基地とぼっちな人たちのお話でした。集団の中にいるといつの間にか空気になって存在感がなくなってるんだよね、わかるわかるよ。友達ってなんなんだよという切実なぼっちの叫びに共感してしまいました。いや、一人でいるの自体大好きではあるんですけどね。青春!な最初と最後の話が好きでした。音石くんはリア充。音石くんと吉田さんのバカップルっぷりがよいです。豆さん頑張れ

2015/04/29

秀玉

つかまえ処とつかみが無い、あえてそんな作品なの?作家さんの作風?かはわからいがつまらなく進んでいく。斜め読みして、最終章まできたが、少しわからなくなったので戻ったりしながら、さいど斜め読み。主人公も彼女も不思議系人物なのか、とらえどころがないのかも不明。配役もだれがどうやら、どうなっているのか不明。さいご、主人公と彼女こと中村さんが付き合い始めるだろうということか。主人公は頭が悪そうだが、どこでどうなり大学講師になり、中村さんはクレープ屋のアルバイトから店長に。途中がわからない。入間さんてこんな作風なの。

2023/04/26

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