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ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~ (メディアワークス文庫)

ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~ (メディアワークス文庫)

ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~ (メディアワークス文庫)

作家
三上延
越島はぐ
出版社
KADOKAWA
発売日
2011-03-25
ISBN
9784048704694
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ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~ (メディアワークス文庫) / 感想・レビュー

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海猫

いまさら、というかようやくというか読んだ。一つ一つのエピソードが面白いし緩く繋がって長編のようにも読める仕立てが上手い。それ以上に雰囲気の醸しだし方が秀逸で読んでいる間古本屋に浸っているかのよう。あと栞子さんのキャラが読書好きにとっては反則級の立ちっぷり。無口だけど本の話になると饒舌になる、なんて萌えざるをえないじゃないの。

2013/03/18

Tetchy

この度シリーズ完結を迎えた本シリーズを今更ながら手に取った。ラノベという先入観で手に取らなかった自分を恥じ入る次第だ。作者自身が恐らく古書、もしくは書物に目がないことは行間から容易に察することができるが、作者は話を重ねるにつれて読者を徐々にディープな古書の世界へと誘っていることが判ってくる。このシリーズがたくさんの人々に古書の世界への門戸を開くためにバランスよく味付けされた良質なミステリであることが今回よく解った。次作も手に取ろうと思う。栞子さん目当てでなく、あくまで良質なビブリオミステリとして、だが。

2017/06/03

mitei

著者がかなりの読書家だというのが随所に現れていて自分もこんな店開きたいなぁと思う。それにしてもラノベで本を紹介するというのが新鮮だった。そしていろんな本に纏わる話から一つの事件につながってくるのも良かった。続編もすぐに読みたい。

2012/01/19

扉のこちら側

初読。同じく古書店が舞台の三浦しをん著の月魚を思い出した。書店も楽しかったけど、古書店にも勤めてみたい。

2011/11/21

HIRO1970

⭐️⭐️⭐️⭐️三上さんはお初です。スカイツリーの当日券順番待ちで読みました。設定が北鎌倉辺りなのが先ず良いですね。実際はあの辺りは何もなかったと思いますが、有ったら良いなと素直に思えました。せどり屋さんが出てくる小説は初めて読みましたが、今の古書店とは切っても切れない関係なのがよく判りました。安い古本しか買わないのでこう言った希少本の事はよく判りませんが、きっと相場の裏も取って書き上げているんだと思います。シリーズ化しているのでまた是非続編を読みたいと思いました。古本屋通いの人にはオススメします。

2016/05/01

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