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とれたての短歌です。

とれたての短歌です。

とれたての短歌です。

作家
俵万智
浅井 愼平
出版社
KADOKAWA
発売日
1987-12-01
ISBN
9784048712491
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とれたての短歌です。 / 感想・レビュー

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おかじ

写真と短歌、それぞれが活かしあう一冊。写真がついていることで、短歌が生み出す空気、情趣をうまく伝えている。テレホンカード・手紙など時代と共に変わりゆくものでも、短歌の中では変わらずに儚く輝く一つの手段であったことが個人的にはしんみりと感じられた。 女性読者が多い俵万智の作品だが、男性にとっては、乙女心の機微を感じることのできる直接的な機会になるので、そういった意味でもお薦めしたいと思う。

2019/08/08

ハンナ

ようやく読了。第一歌集前に連載が決まったということで、当時の俵万智への注目具合が伺える。彼女の恋の歌は少女漫画のようだと思っていたけれど、初期の方がちょっと控えめかなぁ…。最近ではあまり歌を量産しないというか、子育てで刺身的表現をしていて、恋の歌はじっくりと寝かせているようなので、慎重になっているとうか、精度の高いものが発表されているのかも。ちょっと時代を感じさせながらも、オトメの恋心の基本は変わっていないという雰囲気の歌集でした。

2015/10/30

双海(ふたみ)

万智ちゃん再び。「万智ちゃんてどんな子だろう君はただ万智ちゃんみたいな子が好きという」・「いつもより心はなれているみたい少しゆっくり歩いてみよう」

2019/11/20

にゃんた

写真だけでもなく、短歌だけでもない、写真と短歌でよりお互いがひきたっている。この本初版が1987年、ちょうど自分が、遠距離で恋をして、結婚したころ。なので歌のイメージと自分の思い出とが絡まってリアルな感情を思い出す。若い歌だわ。あれからずいぶん時は流れたなあ。しみじみ。あれ⁉︎なんの感想だかわからなくなってきてる。お子さんを歌う歌も好きだが、恋の歌の良さを再確認。短歌っていいね。

2017/08/28

双海(ふたみ)

「二週間先の約束嬉しくてそれまで会えないことを忘れる・「いつもより心はなれているみたい少しゆっくり歩いてみよう」・「乗りかえのホームで反対方向の電車に乗ってしまった心」

2022/07/23

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