パーティにようこそ
パーティにようこそ / 感想・レビュー
Jimmy
平成になったばっかりのバブルの頃の業界を舞台に、典型的な軽い物語。泉麻人もエッセイならその軽薄さはとても魅力的なのだが、フィクションの世界を自分で作り出すとなると、あまりに陳腐でそれ以上の突破力も創造力もなくて、ただ悲惨なだけ。読んでいて非常に辛くなる、ただ陳腐で。でもなぁ、自分でそんな世界を書きたかった訳じゃなくて、きっと時代が要請したんだろうなぁ。それが売れるから。
2009/11/01
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