KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

普通の愛

普通の愛

普通の愛

作家
尾崎豊
出版社
KADOKAWA
発売日
1991-03-01
ISBN
9784048726306
amazonで購入する

普通の愛 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

星野

Sさんから借りたもの。尾崎豊の短編小説。想像していたより重くてひきこまれた。Sさんは何を思いながらこの本のページをめくったんだろう、とも考えながら。印象に残ったのは「変貌」「LOVE WAY」「フェアリー・ウィスパー」かな。きっと私は、遠い未来でこの本を街で見かけたらSさんのことを思い出し手に取るんだろうな。たくさん尾崎豊の話をしたことも一緒に思い出して、元気で生きているかななんて、考えるんだろうな。尾崎豊という、昭和が残した伝説は今の時代にも繋がっていることに驚きと感動すると共に、彼を支えてくれている事

2015/12/06

ゆる

尾崎豊の大ファンである母の高校時代の本棚から見つけて。尾崎豊の想像力に驚いた、こんな話がかけるなんて。こんな愛は普通の愛ではない!と話を読みながら思ったけど、普通の愛ってなに?と考えてしまった。

2017/02/14

高宮朱雀

特に彼のファンという事ではなかったが、急逝の報を耳にした直後、偶然手に取った。それはある種、供養のような思いで。 文面、言葉の一つ一つから彼の人間性が透けて来るようだった。生前の彼はきっと真っ直ぐで、不器用で、でも優しい。子供がそのまま大人になってしまったような印象と、だからこその無邪気で純粋過ぎるが故の残酷さと危うさ。色々なモノが混在し、且つそこに声にならない、出来ない叫び、心の渇きのような思いを見た気がしたのを今でもハッキリと五感が記憶している。 言霊の強さをこれまでに一番感じた大事な一冊です。

なお

フィクションらしいが、どうも本人と被っているところがあるような気がする。刑務所での生活とか、社会の裏を見た感じがした。尾崎豊の考え方は本当に残酷で、かつ現実的で、いったいこの人は何を求めて、何が手に入れば満足するのだろうと思った。そんな考えを持つ彼に、私は惹かれるのだけれど。

たりたり

尾崎豊って本をだしていたのね 色々な愛の形を短編で表現しているような感じ 個人的に雨の中の奇跡って話が心にしみるような感じがして好き

2023/02/12

感想・レビューをもっと見る