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覆面作家は二人いる

覆面作家は二人いる

覆面作家は二人いる

作家
北村薫
出版社
KADOKAWA
発売日
1991-12-01
ISBN
9784048726788
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覆面作家は二人いる / 感想・レビュー

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岡部敬史/おかべたかし

秋の夜長に久しぶりの北村薫作品。未読のおすすめを知人に勧めてもらったけど、いいねぇ。優しく楽しく笑えるミステリー。主人公が同じ岡部姓なのは二度目かな。なんか嬉しいね。

2018/10/08

emi

時代はたぶん90年代前半。世田谷にある広大な敷地に住むお嬢様と推理小説の編集者が繰り広げる、ゆるっとした軽めの謎解き小説。このお嬢様が推理小説の原稿を編集部に送ってきたところから話は始まりますが、実はこのお嬢様が敷地内と外では別人格。それに振り回される編集者という、ちょっとコミカルな設定で、殺人事件があってもなぜかおっとりとした世界に見える、なかなか不思議な話ですね。お嬢様こそ最大の謎ですし。恋愛話ではないけれど、どこか少女漫画を彷彿とさせるので、ふだん推理小説を読まない女性も読みやすいかなと思います。

2015/07/14

さくら@読メやすみやすみ

著者初読み。読みやすさ水の如し。 どのお話もライトなのに、しっかりしていて楽面白かったです。濃いキャラばかりですが、嫌な人が一人もいないというのが素晴らしい。 ★★★

2019/03/21

かもめ通信

“円紫師匠と私”シリーズにはまらなかったので、相性を確認したくて読んでみたw なるほど少女漫画の世界なのね。これはこれで気楽に楽しめる。もっとも真面目にとったら、お嬢様はかなり深刻な障害をもっていることになりそうだけれど……ね。(汗)

2015/06/29

星落秋風五丈原

姓は「覆面」、名は「作家」—本名・新妻千秋。天国的な美貌を持つ弱冠19歳の新人がミステリ界にデビューした。しかも、その正体は大富豪の御令嬢…ところが千秋さんには誰もが驚く、もう一つの顔があったのだ。私と円紫シリーズでおなじみの北村薫の新シリーズ。

1991/12/25

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