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晴れた日には鏡をわすれて

晴れた日には鏡をわすれて

晴れた日には鏡をわすれて

作家
五木寛之
出版社
KADOKAWA
発売日
1992-01-01
ISBN
9784048726832
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晴れた日には鏡をわすれて / 感想・レビュー

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りょう君

五木寛之は好きな作家でBOOK・OFFで見付けた小説。ネタバレか・・醜いアカネは隠岐の島で住み込みで民宿で働いていた。そこに旅行者のクサカゲ・マコトが現れる。整形外科医の彼の提案は驚くものだった。アカネを整形してその本人が別人に成り済ますという計画だ。アカネはモスクワに渡り、チームの手に委ね顔を整形して別人の沢木涼子になった。そしてひとりストックホルムに旅立つ。そこでフェラーリを操るある青年ラリーと知り合う。涼子とラリーはふたりで北欧の町をフェラーリで旅をした。そして・・車と旅が好きな五木寛之らしい小説。

2016/01/13

セシリー

いろいろ思うのになぜかうまく感想が書けない本。醜いとされる女の子が可愛くなって世界が変わる話はたくさんあるけど、この主人公は決してシンデレラになったという訳でもないし一体何だろう。整形した事による落とし穴に嵌まる訳でもないし。死を覚悟するような絶壁に共に立った男たちはいなくなり自分だけ生きていくというのは寂しいような。ただ、続きがあるとしたら、結婚しても子どもは生めないのでは。整形前の醜い自分にそっくりな顔の子どもが出てきたらきっと困るから。それを思うと美しくなっても手放しで喜べる訳ではなく難しいと思う。

2012/07/22

リボー

整形手術で超絶ブスから絶世に美女になった主人公の物語。もしドラマ化したらブス役が誰になるかが楽しみ。なにせ、「超絶ブス(文中の表現ではこの世の者とは思えないほどの醜女)だもんなあ。

2010/10/01

まみりん

それでもやっぱり、美しくなりたいし、美しい方が素敵。

2018/03/10

gatta blu

主人公の女性の人生が衝撃的で、読むのが辛くなる描写もある。それを乗り越えて読み終わると安堵感ともいうのだろうか、不思議と爽快感が残る。 一度しか読んでいないが、節目節目でこの作品のことを思い出す。良い意味で心に残った。

2003/01/01

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