KADOKAWA Group

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閉じ箱

閉じ箱

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作家
竹本健治
出版社
KADOKAWA
発売日
1993-10-01
ISBN
9784048727754
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閉じ箱 / 感想・レビュー

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雪紫

ミステリもあるけど幻想強めのホラーがよりたくさんの竹本さんの初期短編集。センスの良いタイトルと独特の文体が物語を引き立てる。でもホラー多いから最後のやつとか特にぞわっとさせられた。面白かったのが「氷雨降る林には」「美樹、自らを捜したまえ」「緑の誘ない」「仮面たち、踊れ」。しかし、佐伯千尋、一体何者・・・(綾辻さんで言う咲谷由伊か?)?

2020/07/08

ヒロくま

幻想的な物語やSF、そしてミステリーと,中身の濃い私好みの短編集でとても楽しめた。(夜は訪れぬうちに闇)(月の下の鏡のような犯罪)(闇に用いる力学)など、題名をみただけでグッと引き込まれました。

2015/02/05

かすみ

ホラーテイストな、短編集です。作品によって読みやすさに差がありました。読みやすいものだけ目を通すのもありだと思います。

2023/08/28

kogoty

「フォア・フォーズの素数」よりこちらを先に読むべきだった!推理小説ではなくミステリ。大昔にはこういう本を選んで読んでいたのだったが、いつごろからか手にしなくなっていた。避けてでもいたのだろうか?久しぶりにめぐり合ったという感。手放しで面白いというにはためらいがあるが、それは作品の質とは別で懐かしさを纏う戸惑いのようなものを感じるせいだ。両方とももっとゆっくり読み直そう。

2017/08/27

梅谷ちたる

幻想・ホラー・SFなど色んなジャンルが詰まった短篇集第1弾。 「匣の中の失楽」しか読んだことの無かった私には、竹本さんの作品を知るための入門書になった。個人的には「けむりは血の色」・「緑のいざない」「ラピスラズリ」が好き。 ちなみに、こちらに入ってる短編「闇に用いる力学」は、同名の本の長編(赤気篇)とは直接的繋がりはないと思われる。(ただし、長編で3部作の「闇に用いる力学」は、完結してないので、これから繋がりが出来るかもしれない)

2016/02/28

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