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パラサイト・イヴ

パラサイト・イヴ

パラサイト・イヴ

作家
瀬名秀明
出版社
KADOKAWA
発売日
1995-04-01
ISBN
9784048728621
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パラサイト・イヴ / 感想・レビュー

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Yuna Ioki☆

1300-503-35 瀬名秀明作品初読み&読メ登録1300冊目。ちょっとグロい描写はあるものの一気読みできるくらいの面白さもあり、臓器移植後にも様々な制約があることや移植される側だけでなく、臓器を渡す側の葛藤なども描かれていることに好感を感じる私はヘンなのか?(笑)昔の知り合いで透析患者が放った「娘が腎臓くれると言ってくれないかな」の発言を思い出した。親から子供に分けてやりたいなら心情的に分かるが逆を口にできる神経が分からんと思った。将来子供が透析がもし必要になったらどうするんだと思わないのか?

2015/11/29

雪紫

背筋がぞわぞわする。ただ手術のシーンの描写だけでもどうしてこんなにぞわぞわするのか。お昼のラーメン(生姜入り)食べた後で、(残したエピローグ部分)読み終えてもぞわぞわした。描写あったといえ、浅倉良く生き残れたな・・・(死者不遇だし)。しかし、現実でももしかしたら?と思うくらいに作り込まれた世界と知識が恐怖描写がもう波に乗ったら止まらなくなる・・・。その一方でEveの片想いもホラーだけど、純愛に見えてしまう(「沙耶の唄」に洗脳されてない?)。選評の短編応募に「玩具修理者」があるのにもぞわぞわ。

2023/10/28

nanasi

巻末に第2回日本ホラー小説大賞 選評が収録されています。とても作りこまれた作品でした。仮にイブが何の問題もなく生まれたら、人類は本当に駆逐されるのか?気になりました。

2013/02/07

KASAO

細胞の中で隷属してたミトコンドリアが意思を持ち、細胞を操って人類にとって替わろうとする物語。前半は専門用語や物語の方向性が分からなくてなかなか進まなかったけど、後半になると彼女の狙いが見えてきて一気に読めた。内容的にはゲームのバイオハザードを見てる気分。ガン細胞以上に増殖して、人の紛い物になる描写は結構好きだった。ただ前半では想像できないくらい後半エログロになるので、人によっては注意が必要。

2016/07/02

やまねっと

随分と積読としていたこの本だが、読み始めると面白く読んだ。でも話のラストがそれまでの濃密な世界観から切り離されたみたいで少々拍子抜けした。 なかなか長かったから読み終えるのに時間を要した。でも、途中は面白くて世界観に引き込まれた。EVE1との決闘部分は王道なバトル小説だったのでもっと別な趣向が欲しかった。 今のミトコンドリアの薬学進歩はどれほどになっているかはわからないが、これが発表された頃は驚きと共に注目が集まったと推測する。 それに映像化しやすい描写が多かったので、映像化も頷ける。 この本お勧めします

2024/11/11

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