覆面作家の愛の歌
覆面作家の愛の歌 / 感想・レビュー
星落秋風五丈原
ミステリ界に登場した『覆面作家』は、天国的な美貌で、大邸宅に住む20歳の御令嬢。難事件に、信じ難い推理力を発揮する…待望のシリーズ第2弾。きっかけは、春のお菓子、梅雨入り時のスナップ写真、そして新年のシェークスピア…3つの季節の、3つの事件に潜む謎。『覆面作家』千秋さんの推理が冴える。 「覆面作家は二人いる」に続く、覆面作家の千秋さんと、担当編集者岡部良介の活躍するシリーズ第2弾。
1995/10/04
myaown
お嬢様の謎解きがなんとなく唐突な感じを受けていたのがシリーズ最初の巻だったので「覆面作家の愛の歌」はトリックらしいトリックの謎解きに思えた。図解なしでは解り辛いけど。世間知らずで外出嫌いのお嬢様の世界も広がり謎も少しずつ開示される。生命の危機に際してリョースケとお嬢様の距離が縮まったシリーズ第2巻。巻末の作者の言葉は、静さんに酷似した編集者に捧げられていてそのことになんだか切なくなってしまう。
2016/07/17
ころも
アンソロジー本『秘密。』で北村さんの作品を読み、そこに出てくる「姉」を見て千秋さんを思い出した。<内>では正統派お嬢様・<外>ではボーイッシュながらどこか品がある、そんな千秋さんに久しぶりに会いたくなって。お嬢様かわいかったー!そしてリョースケ‥やりやがったぜ…!笑 兄貴も活躍してかっこよかった!残るは最終巻だけど、優良兄弟の恋の行方も楽しみ♪/余談ながら、<内>の千秋さんの脳内ボイスはなんとなくフルメタのテッサ。
2013/01/22
BlueBerry
イラストがあるので文庫本の方がお勧めです。私は両方図書館で借りて文庫で絵を見て単行本を読みました。内容は軽いコミック&謎解きで楽しませてくれる本でした。
2013/03/14
篁
相変わらずの覆面作家。 さすが北村さんです。 電話のはよくわからないまま読み切ってしまった。若干静御前に嫉妬(何 角川書店 285P
2010/08/11
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