岩だらけの懐かしい星
岩だらけの懐かしい星 / 感想・レビュー
hirayama46
明治時代にペルーに移民した「おばあさん」の足跡を追う(ほぼ)ノンフィクション。過去というのは容易に時間によって風化してしまうもの、という諦観とともに、過去という現実を土台にした想像力、ある種のフィクションの力がもたらす希望を感じました。ノンフィクションとして不完全であるが故の余韻が面白いですね。
2017/11/07
readtuktuk
「岩だらけの懐かしい星」読了。ペルー移民だった友人のおばあさんの人生を、いとうせいこうが追う。「破天荒なロバ」(彼女のあだ名)はぐいぐいと著者を、読者を引っ張り、想像を飛翔させ、地球の裏側まで誘う。最後、泣いたぜー。移民の血を引く僕も、曾祖父の航海をしっかりと追跡したくなった。→http://d.hatena.ne.jp/tuktukcafe06/20081106
2011/09/03
Eeyore
古本屋で購入。移民のおばあさんをたずねる旅。ノートを元に物語はすすむ。
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