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人の短篇集

人の短篇集

人の短篇集

作家
原田宗典
出版社
KADOKAWA
発売日
1997-02-01
ISBN
9784048730044
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人の短篇集 / 感想・レビュー

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シナモン

普通の人々の人生の一コマを綴った掌編集。不思議なもの、妖しいもの、背筋がゾクッとするもの、不条理、人生の悲哀を感じるもの…どちらかと言えば暗めなものが多いけど、バラエティーに富んでいて楽しめました。一つのお話が終わり不思議な余韻に浸りながら次のページを捲ると気になるタイトルと写真が現れ…この繰り返し。これで終わりにしようと思うのに止められず一気読みでした。個人的には「一瞬を生きる」「人を喰う本」「スタンドボーイの夢」にグッと。サラッと読めるのに奥深い一冊でした。

2022/07/25

あつひめ

このしみてくるような感情はなんだろう…。かさぶたを剥がすようないたがゆさ。様々な仕事を通して見える世界は決して楽しくハッピーなことばかりじゃないってことかも。登場人物は皆、男性。女である私からすると、男は一生誰かのために働かないとならない辛い境遇に見える。生まれ変わっても女に生まれて楽したいと読後改めて考えた私はナマケモノかもしれない…。原田さんの筆運びと構成が気に入りました。他にも読んでみたくなりました。

2013/06/11

acesmile@灯れ松明の火

色々な職業が出てきます。原田版「13歳のハローワーク」?

2009/08/23

たー

なんだかすきなかんじです。

2010/03/16

らびお

不本意な仕事に就いた若者の話。 その顛末はさまざま。

2016/05/05

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