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取り扱い注意

取り扱い注意

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作家
佐藤正午
出版社
KADOKAWA
発売日
1996-12-01
ISBN
9784048730136
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取り扱い注意 / 感想・レビュー

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あっ!chan

まずは会話が面白い!会話の内容もだけど、掛け合いやスピード感、油断すると誰が話しているんだっけ?と読み返さないと解らなくなってしまう…きっと書きながら頭の中に言葉が溢れてしまっているんじゃないかな?味付けに強盗事件が絡むけど、ちょっと変わった恋愛話といったところかな!

2013/08/10

聖月

◎女性にモテテしまう主人公と、その周りの事件を綴った小説である。本書の魅力は、佐藤正午らしい過不足のないハードボイルドな描写もそうだが、粋な会話も魅力のひとつである。今、日本で一番、小説とは何かを知っている作家は、村上春樹と佐藤正午だろう。そう思って読めば、粋な会話に対する姿勢及び感性に、二人の共通性が見えてくるような気がする

2008/10/13

kirachoko

ロリコンの男と女性にもてる男と内容はエロいのに佐藤正午にかかると全然エロくない。なんて文章が上手いんでしょう。

2009/09/15

かわのふゆき

「Y」や「ジャンプ」と比べてもかなりおもしろい珠玉の小説だと思う。☆4.3

2008/01/11

鉄善

時系列をバラバラにしてモザイクを完成させていくのは「月の満ち欠け」と同じ手法で、とても面白い。取り敢えずのハッピーエンドではあるが、非常に危ういバランス状態。この小説の先には良いことが続くとは思えないが、小夜子のこれまでの話は読んでみたいな。

2021/05/15

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