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聖戦ヴァンデ 上

聖戦ヴァンデ 上

聖戦ヴァンデ 上

作家
藤本ひとみ
出版社
KADOKAWA
発売日
1997-03-01
ISBN
9784048730266
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聖戦ヴァンデ 上 / 感想・レビュー

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マッピー

若き革命家ジュリアン。自分の人生を人民と真理に捧げると言った全きの無私の人ロベスピエールに憧れ、自分も同じ生き方をしようと心に決める。アンリは国王騎兵隊の士官で、王と貴族の生活を守るために自分は存在していると思っている。彼の副官ニコラは庶民の出。ジュリアンもアンリもニコラも、自分の信念に忠実で嘘がない。立場が違えばきっと良き仲間になったはずだ。人が争うことの何がよくないって、人の話に耳を貸さなくなること。 10代から20代の若者である3人の青くて硬い人間性が、革命が続くにつれてどう変貌していくのか。

2015/10/27

星落秋風五丈原

バスティーユ陥落に沸き返るパリで出会った3人の青年。激変する政情は彼等を最大の内戦へと導いてゆく。死者50万人という未曾有の大虐殺を招いたフランス西部の反乱に材を取った。

2006/05/02

ザッハトルテ

フランスにはパリと、パリ以外の2つの国があるというのは聞いたことがあるが、フランス革命の時代でも既にそうだった。地方では革命は王政時代よりも税金が上がり、農民が徴兵されたりでいいことは一つもなかった、ということか。

2016/02/07

りほ

フランス革命周辺を描いた作品で最も衝撃的だった作品。フランスの学校ではこれを子供達に教えてないそうです。いいのかな。ヴァンデやナントの人々は今もパリ祭を祝わないそうですが、これを読むとものすごく納得します。著者が描かずにはいられなかったといのも納得。藤本さんはこれとハプスブルクが一番好き。

半べえ (やればできる子)

★★★★

2013/06/30

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