KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

日本殺人事件 續

日本殺人事件 續

日本殺人事件 續

作家
山口雅也
出版社
KADOKAWA
発売日
1997-03-01
ISBN
9784048730310
amazonで購入する

日本殺人事件 續 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

つくよみ

★☆ トウキョー・サム第2弾。相変わらずのヘンな日本を舞台に、今回はスモーとゼンをモチーフにしたお話。世界観も既知のものなので、前作ほどのインパクトが得られない上に、今作はミステリとしての出来もトーンダウン。その上、最終話のあの終わり方は・・・ある意味、アリと言えば無いし、無いと言えばアリ。前作を読んで続編が気になった人向けの、好奇心補完用といったレベルの作品だった。

2013/05/28

オーウェン

外国から日本にやってきた探偵トーキョー・サムの第2弾。 「巨人の国のガリヴァー」 サムが巻き込まれたのは相撲の世界。 多くの力士と知り合うが、その部屋ごとの対立から力士の殺人事件が。 「実在の船」 僧が打ち明けた私が殺したという告白から、サムがそこまでの経緯と後の出来事を。 1話目は推理ものだが、2話目は哲学志向の道へと入っていく。 これはさすがに求めてるものと違う。 そもそもトーキョー・サムにやらせる意味があまりないと思う。 残念な続編。

2019/07/03

とも

トーキョー・サム第2弾。スモウレスラーとゼンの2本立て。スモウレスラーはまさにこの世界観がフルに生かされた事件、動機でした。ゼンの方は禅問答的な言葉遊びが素直に楽しいと感じたので、終わり方も好きだな。1作目とはだいぶ毛色が違ったのだけどどちらもそれぞれ面白いし魅力的です。さぁ次は「キッド・ピストルシリーズ」だ!

2018/11/28

もぐもぐチョビたん

前作の雰囲気を期待して読むと肩透かしをくらう続編(^_^;)中編と短編の2本収録されている。中編はスモウレスラーが茶夢の初めての依頼人となり前作の主要人物たちも出てきてそこそこ面白かった☆(=^ェ^=)短編は京極夏彦さんの『鉄鼠の檻』を既読なら同じようなくだりを彷彿とさせる禅をモチーフにしたメタミステリとなっている(>_<)前作のユーモラスな作風から重くなり茶夢の探偵事務所もせっかく開いたのに中途半端な終わりに感じて残念(´・д・)」あらためて日本文化って不思議だなと思った一冊☆

2014/07/31

悪者みきこ

日本殺人事件とはけっこう違う感じ。續という言葉もゆらゆらして感じる。エクボさんが…!こないだ土屋賢二の本を読んだから哲学のところはちょっとついていけて嬉しかった。

2014/09/10

感想・レビューをもっと見る