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鎮魂歌: 不夜城2

鎮魂歌: 不夜城2

鎮魂歌: 不夜城2

作家
馳星周
出版社
KADOKAWA
発売日
1997-09-01
ISBN
9784048730709
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鎮魂歌: 不夜城2 / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

あらゆる馳さんの作品の中で、自分がブッチ切りに好きな作品です。暗黒小説(ノワール)なんて、何度も読むモノではないかもしれませんが、この作品だけは正直何度読みなおしたか、憶えてないくらい再読しました。2人の目線で描かれる眩いばかりのヴァイオレンス描写、息もつかせぬスピード感は前作を凌駕しています。前作を読んでいたほうが面白さはより伝わりますが、本作だけでも、この作品の凄さは十分に伝わることと思います。感情移入云々なんてのはありえない、とにかくひたすら走り続けるオトコ達の戦いを思う存分に味わってください!

ミツツ

ゴリゴリのハードボイルドのなかにたまに顔を出す詩的な文章が、刹那的な透明さと繊細さを見せてくれる。そして憎しみでますますどす黒くなってしまった健一は憐れにも思える。犬…U•ﻌ•U

2018/10/16

まーしゃ

再読。北京系の崔虎。台湾系の楊偉民。健一はこの2人を許す訳が無かった。秋生と滝沢が主人公で健一はスッカリ影を潜めて居たが… やはり健一の筋書き通りに…まるで楊偉民のやり方を真似たかの様に復讐を考えて居た。そして健一の……作中で秋生が犬の図鑑を見て和むのと同じこの頃、私は猫の動画みて和んでますw

2017/09/21

しゃんしゃん

歌舞伎町には沢山の思い出がある。カモられ、脅され、ツッパリ呑み⁉︎、恐い思いも沢山ある。オカマバーに怪しい店。けれど命まで取られることはなかったな。この作家は初読。新宿に精通してる⁉︎。この世界は何でもあり。これもわかる。信義ってあるか?大陸、台湾、ヤクザがしのぎをけずる新宿。この本はその全てを抉っている。気楽には行けない街、新宿。酒飲みの皆さんは地元の気心の知れた居酒屋で心ゆくまで飲みましょう。新宿に一軒でも馴染みの店があればラッキーですよね今は。時々は刺激を求めて歌舞伎町で飲みますかねぇ!

2017/06/26

Happy Dragon 🐉

読了。イッキ読み。不夜城の続編。相変わらずのスピード感とリアリティにどんどん物語に入っていく。そして、相変わらずの劉健一。今回も、最後の最後まで愉しませてもらった。ありがとう!感謝!

2023/10/18

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