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寒がりな虹 (KADOKAWA新文芸)

寒がりな虹 (KADOKAWA新文芸)

寒がりな虹 (KADOKAWA新文芸)

作家
薄井ゆうじ
出版社
KADOKAWA
発売日
1998-11-01
ISBN
9784048731423
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寒がりな虹 (KADOKAWA新文芸) / 感想・レビュー

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かりん

初読み作家。兄妹で夫婦・・・ドロドロを想像していたが、自分のルーツ探しの物語。読みやすかったが、複雑で歪んだ人間関係は独特な世界観だった。

2014/05/03

00541381

エンドが少し急いだ感はあるものの著者独特の喪失感は堪能できる。どこかのあとがきで恋愛小説を書いたことがないとおっしゃっているが確かにそうだと思う。男女の関係は出てくるものの本質的には自分の存在証明についての本なのだろう。

2013/09/16

きよりん

ん?

2020/04/29

 

★★★☆☆ 主人公とヒロインは兄妹でもあり夫婦でもあった。ある日突然ヒロインが失踪し主人公は彼女が残した手がかりを元に行方を追った。彼女は何故姿を消したのかどこに消えたのか、探し求めていくうちに次第にそれは自分自身の出生の秘密を暴き出すための旅へと変わっていく。歪んだ人間関係の中から生まれた人間はその歪みから逃れることが出来ないのか。複雑な人間関係が浮上し、文が読みやすいのも働いてページを捲る手が止まらなかったのだけど、最後…。言いたいことはなんとなく分かる。逆に言えばなんとなくしか分からない感じ

2013/10/24

chii

兄妹で夫婦。 主人公は、妹を妻として生活していた。 でも、最後の一線はどうしても越えることができない・・・妹は「さよなら」という手紙を残して、家出をする。「本当に血の繋がった兄妹なのか?」主人公も、妹も確認する為に旅をするお話。心も体も愛おしいってことなのねえ~独特の世界観でした。

2009/11/18

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