孤影立つ: 白鳥の王子ヤマトタケル終焉の巻
孤影立つ: 白鳥の王子ヤマトタケル終焉の巻 / 感想・レビュー
ナオデラ
ヤマトタケルシリーズ完結。大和編征西編東征編は軍紀ものっぽい感じでしたが、最終巻は精神世界の描写が多い自身探究、自己存在意義を求めるような作品に。表の主人公倭建、裏の主人公丹波猪喰の対比。
2015/05/18
イエテイ
ヤマトタケルの華々しい活躍でも読もうかと思ったら、東征以降の悶々とした後半生だった。部下兵士は優秀で少戦闘にも強い、本人は弟橘媛と宮簀媛との間で淫欲と後悔と寝込むの繰り返し。神に背かれ王にはなれず、ヤマトタケルは悲劇の王子の集合体の読み物(創作)と最後に書いてある。
2021/10/23
感想・レビューをもっと見る