六道ヶ辻死者たちの謝肉祭
六道ヶ辻死者たちの謝肉祭 / 感想・レビュー
えだまめ
戦後の混沌を生きる人々と大導寺竜介の話。大道寺家とは全く関係のない主人公の話は珍しく思いました。傷を負った復員兵と戦争で天涯孤独の身になった人が混沌の中でも力強く生きていく話かのように思いましたが、最初から最後まで混沌から抜け出せそうもない描写でラストも救いのないものでした。殺人鬼の正体は今までの六道ヶ辻シリーズから予想はつきましたが解決の仕方はなかなか荒技で驚きました。
2017/11/03
アルクシ・ガイ
書き飛ばした、とは言わぬが、あんまり気合いを入れて書いたようでもないな。「墨染の桜」が良かっただけに残念。
2012/12/08
ぷるぷる
最後のどんでん返しが予想を上回った内容で楽しめた。その意味では終わりよければすべて良しという出来。
2004/03/04
李那
文句無しに後味が悪い!!(笑) 誰も救われないし、いい意味で裏切られた感が強い。 これを読んだあとはスカッっと爽やかになる話を読みたい。
2011/08/10
ゆりっぺ
2000年7月26日
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