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葬列

葬列

葬列

作家
小川勝己
出版社
KADOKAWA
発売日
2000-05-01
ISBN
9784048732253
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葬列 / 感想・レビュー

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いつでも母さん

この作品で横溝正史賞を受賞したのですね。デビュー作品でこれって(汗)小川作家はずーっとこの路線なのだろうか?嫌いじゃないが(笑)山分けしてめでたしめでたしかと思いきや、そうはどっこい!サバイバル。渚が残るかぁ。いみじくも渚の言葉「平凡にいきるって、どうすればいいの」にドキリとした。作者はこれが言いたかったのかもしれないな。そこにたどり着くまでは長かったが・・ラスト6行目が堪らない!前半を我慢して良かった。後半は一気読みだった。

2015/09/26

ちょん

初読み作家さん。この人の別の本が読みたくて一緒に買ってみた本でしたが、なかなかのインパクト。目まぐるしすぎて「ここでこいつの登場かー‼️」と言わせたいだろうシーンで、その登場人物が誰か分からずポカーンとなること多数(笑)覚えてない私が悪い(笑)

2020/05/16

りちゃ

中盤まで、何がどう繋がっていくのか全く読めない。そうして怒涛の後半へ。えっ、まだ終わらないの?どうなっちゃうの?と一気読み。これって、主人公は誰?と若干、混乱気味に…。読後、良い気分では終われないが、終始ひきつけられる。まさか、こんな結末がまっているとは…。

2017/11/02

hannahhannah

『彼岸の奴隷』の小川勝己のデビュー作。2000年刊行。負け犬人生を送る中年女二人が陰気な女、気弱なヤクザと手を組み強盗計画を練る。前半、出てくる不良組織がこんなことしてたらすぐに警察に潰されるだろうというぐらい、めちゃくちゃやってるし、後半のヤクザたちとの銃撃戦の阿鼻叫喚地獄絵図はフィリピンかメキシコみたいだが疾走感が凄くて読ませる。タイトル通り、死者が何十人も出る。銃について詳細な記述が多く、終盤にはミステリ要素もあった。陰気だが、殺し合いで生を実感する渚のキャラクターが良い。ラスト一行に痺れた。

2022/07/27

barabara

確かにOUTに似てる。くすみ切った負け達の中にリアリティを感じられないのは、デビュー作とプロの違いか。

2012/02/27

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